X Japan YoshikiとTaijiの深い絆

yoshiki taiji
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画像引用元:http://a11.chip.jp/hideaisitel/album

しっかり兄貴とやんちゃな弟だった、X Japan YoshikiとTaiji

 X JapanのYoshikiとTaijiは仲が悪かったという人もいるが、私はそうではなかったと思う。感情の行き違いは何度もあって激しくぶつかっていたけど、2人はお互いをライバルのように感じていて良い刺激を与えあう関係だった。そのことは、日産スタジアムの時の2人を見ればわかる。

実際2人は喧嘩を毎日のようにしていたらしい。でもTaijiはYoshikiのことが大好きだったようだ。大阪城ホールのライブの時にYoshikiが大泣きした時にTaijiは「俺はコイツのそばから離れない」と言っていた。Yoshikiも「Taijiは一見クールに見えるが、人情深い」「俺のリズムの師匠」とTaijiのことを言っていた。

XJapanの主要なバンドメンバーとして、仲間としてYoshikiはTaijiのことを家族のように大切に思っていたし、Taijiが亡くなった今でも大切に思ってると思う。

(大阪城ホールでのライブ時)いや、もうね、最後は…、アイツの近くにいて「リズム隊だー!」っていうのを見せたかったの。だってヨシキ、泣きながらたたいてるんだもん。それ見たらサ、なんかすごい、良くなっちゃってサ、「ここにいて、弾く!」みたいな。「俺はこいつのそばを離れない!」って、なんか、そんな感じだった。TAIJI

 

雑誌のインタビュー(座談会)の時の内容を動画にしたもの。YoshikiとTaijiの深い絆が感じられる。

(出典:YouTube)

1990年8月号の「TEENS BAND」のインタビューでも次のように話している。

 Yoshikiは、↓のようにTaijiのことを話している

「アバンギャルド+アナーキーな奴だ。繊細な面と、凶暴な面を兼ね備えた男。普段は、人情深くて、優しい人柄なだけに、裏切られた時は破壊的。人の心を深く考えて くれる奴なんだ。」と。

この「繊細」と「凶暴」という両極端な側面を持っている点ではYoshikiとTaijiは共通しているが、外側に見えている部分では、この二人は全く正反対のタイプの人間のように見える

               (画像引用元:pinterest)

次の動画ではメジャーデビューの少し前に初めて地方の放送局にテレビ出演したⅩのメンバー達が見られるYoshikiとTaijiはこの頃、兄弟のような関係だったように見える

酔っぱらって悪ふざけしている、やんちゃなTaijiをYoshikiが後ろから注意している

(出典:YouTube)

YoshikiはTaijiにとって兄貴分であり、「ヤクザの組長、特攻隊一番手」という感じに思っていたらしい。Taijiは、やんちゃな弟分といった感じ。2人には子供時代に複雑な家庭環境で過ごしているという共通点がある。

次の動画の中で、2人でバイクにまたがっているPVでも2人の性格は正反対であるように見える。

(出典:YouTube)

ヒットスタジオでブラザートムから「(メンバーで)誰が一番わがまま?と質問されて真っ先にTaijiがYoshikiを後ろから☛指さしている。

(出典:YouTube)

Xjapan YoshikiとTaijiの共同生活

昔、YoshikiとTaijiは一緒に生活していた。

TaijiがよくYoshikiの家に泊まっていた。何日も何日も泊まっていたので、ほぼ一緒に住んでいたに近かったらしい。

メジャーデビューする前(1987~88年頃)、TaijiをYoshikiは自宅に泊め、自分を殺してまで面倒見てくれていた。そのことをTaijiはとても感謝していた。当時、Taijiは養父と仲が悪く家を追い出されて家出少年だった。

2人は毎日のようにメンバーを探しに出かけていた。そして、メンバー探しのつもりが相手と殴り合いのケンカになって帰ってきたらしい。(笑)

(Xに加入したのは)やっぱりYOSHIKIと会った時の直感だったね。なんだかわかんないけどさ、なんか、ずっと一緒にいたいヤツだな、みたいな(照笑)。それはあったな。超能力みたいなものかもしれないよね。人間て、そういうのあるじゃん。 TAIJI

やっぱりいいメンバーを組むんだったら自分も魅力的になんなきゃいけないっていうか、自分を磨かなきゃいいメンバーは集まらない。 – YOSHIKI

HIDEとTaijiをはじめ、Xの精鋭メンバーを集められたのは、この時のYoshikiにあふれ出るようなパワーと人間的魅力があったからだろう。

Taijiは自称トラブルメーカーで、いつもケンカ腰だったので、暴力沙汰などのゴタゴタをよく起こしていた。それでもYoshikiはTaijiのことを放り出さなかった。

だからTaijiはYoshikiに感謝して、次のように言っていた。

 TaijiはYoshikiに対して「親友なんていう言葉があるとしたら、それはこいつ(Yoshiki)のことだよ。」と雑誌のインタビューで涙声になりながら話していた

殴り合いの喧嘩も日常茶飯事だったが、2人は言いたいことを本音で言い合える、とても近くて良い関係だった。

Taijiは料理がとても上手で、YoshikiはTaijiが作る手料理が大好きだったとYoshikiの著書の中で書いている。Taijiは冷蔵庫にある材料でササっと料理することができ、その腕前はプロ並みだった。

👇Xのインディーズ時代、1988年7月。Taiji21歳。Yoshiki22歳。

(出典:YouTube)

YoshikiとTaijiが久しぶりに再会してお酒を酌み交わして話したのは、2010年日産スタジアムでの共演の直前だった。その時は、TOSHIとYoshikiとTaijiの3人で会った。Yoshikiは、Taijiが昔、自分と共同していた頃に歯磨き粉のフタを締めなかったことをよく覚えていたらしい。そして、そんなことで2人は毎日のようにケンカしていたらしい。( ´艸`) YoshikiとTaijiは、まるで兄弟みたいな関係だったと思う。

 Taijiが自分のブログに「盟友」と久しぶりに会った夜の話として書いている。

 「友達っていいな」Taijiはその日のことを振り返って言っていた。
Taijiの死後、5年ほど経って、ようやく彼の死を受け入れることができるようになった、YoshikiとTOSHI。
YoshikiとToshlが2人でTaijiの墓参りに行ったら、お墓に近づくにつれて強い風が吹いてきたという。
Yoshikiは、「あ~?なんだ?ってTaijiが怒ってる(笑)」というふうにToshlに言ってた。
(Taijiの墓参りのシーンは、XJapanのドキュメンタリー映画「We are X」に収められている。)

Yoshikiは、Taijiを「目の上のたんこぶ」と思っていたのか?

ただ、YoshikiとTaijiは2人は、兄弟のような関係だったので、あまりに近い存在になりすぎてしまったためにぶつかり合いがどんどん激しくなっていったようだ。

しかし、だからこそ、初期の頃のXはこの2人をはじめ、5人の化学変化によって素晴らしい音楽をつくりあげることができ、伝説になるようなカッコ良いライブができたのだと思う。

この当時のライブを観ると、本当にこの2人の才能のぶつかり合い、そして5人の才能の炸裂がとても素晴らしかったと感じる。

X(ⅩJapan)のサウンドプロデューサーの役割を担っていたTaijiは、演奏中いつもドラムを叩いてるYoshikiの方を振り返ったり、Yoshikiの近くに行ってリズムを合わたりなどしていた。

元XJapanのプロデューサーだった津田直志さんも「TaijiがYoshikiとぶつかることは、良いことだと思っていた。その方が強くなるから。」と話していた。(XJapanの映画「We are X」に2人がぶつかり合ってる場面が出てくる。)

Hideの葬儀に来たTaijiの変わり果てた姿を見て相当なショック受けたYoshiki

Hideが亡くなった直後、Taijiが葬儀の場に駆け付けたのだか、その時にYoshikiはTaijiが痩せこけて歯が4本もなくなった、あまりにも変わり果てた姿をしていたので、ひどいショックを受けた。 

だから、その直後YoshikiはTaijiに「すぐに歯を治すように」と伝え、それから「hideの49日には来てくれ」と現金200万円を渡したYoshikiはTaijiをほっとけなかったのだ。

Yoshikiは、この時に変わり果てたTaijiの姿を見たことでショックで頭の中が真っ白になったという。

この時のTaijiの事を調べていたら、hideの葬儀でYoshikiとTaijiが再会した時の詳しい内容が出てきた。この話がどこからのものかが不明だが、関係者の方からの話のようだ。

下に引用させていただきました(私は読んだ時、号泣してしまった。)

 アメーバブログの「ヨシリンのつれづれ日記」さんのブログから

HIDEちゃんが繋ぎ止めた・・・
2011-07-19 08:00:00

ヨシリンのつれづれ日記-imgf386520bzik1zj.jpg

どうしても会わなければならない男がいた。築地本願寺での葬儀で再開したTAIJIだった。
92年1月5日から7日まで行われていた東京ドーム3DAYSを最後にXのベーシストではなくなった彼が、まるで別人のように変貌を遂げていたのである…
TAIJIはX脱退後、LOUDNESSでベーシストとして再スタートを切ったのだが1年で脱退。
その後D.T.Rというバンドを結成するが、活動休止に…(06年7月再始動)

親しかった仲間たちとの連絡も断ち、行方不明の状態が続いていた彼は、音楽からまったく離れていったのだ。

放浪生活は2年にも及んだ
ようやく家族の助けを得てアパートを借りたが、すぐにもとの生活へと戻れるはずもなかった。
脱退から6年、YOSHIKIや他のメンバーが、彼が孤独と貧困に苛まれていたことを知るすべはなかった。

6年4ヶ月ぶりにTAIJIの姿を見たYOSHIKIは、黙って見過ごすことができなくなっていた。

葬儀の合間に
『元気でやっているのか?』
と声をかけるとTAIJIは
『ああ』
と返事をしたが、明らかに借り物の喪服を来た彼は、病人のように痩せていた。何より驚いたのは、その人相が全く変わっていたことだった。顎がゆがみ、4本の前歯が折れている。

原因は、渋谷の街中で喧嘩をし、相手から角材で殴られたことだった。

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92年元旦の午前5時、ひとりでTAIJIを呼び出し、こう宣言した。
『クビだ。今日でお前をクビにする』
激昂したTAIJIは、YOSHIKIに荒々しい言葉を投げた返したが、YOSHIKIの心は平静だった。何を言われても、クビを撤回するつもりはなかった。YOSHIKIがTAIJIをクビにした理由は、TAIJIがYOSHIKIと交わした誓いを簡単に破ってしまったからだ。
その事実をYOSHIKIが見過ごすはずはなかった。。。

92年1月5日からの3DAYSが終わり、脱退させられたTAIJIはメンバーに姿を見せることがなくなった。

HIDEの葬儀で、TAIJIと再会したYOSHIKIは、力なく立ち尽くすTAIJIを見てショックを受けた。
やはり、自分達が全くの他人になることなど不可能だ。
TAIJIが同じ“戦場”にいた戦友であることは間違いない。

YOSHIKIの心を察したのか、2人の共通の友人が葬儀の直後
『TAIJIさんが、YOSHIKIさんに会いたいらしいんですよ。電話番号を伝えますから、良かったらかけてやってください』

YOSHIKIは、変貌したTAIJIの姿を思い起こしていた。
痩せた体。
歯のない口元。
力なく震える手。

YOSHIKIは迷わず電話をかけた。

『TAIJI、YOSHIKIだけど。会いたいから、これからいうところに来てよ。』

Xのメンバーであった彼が、このまま朽ち果てていってしまうことがYOSHIKIには許せなかった。

数日後…
ホテルのラウンジに現れたTAIJIは、HIDEの葬儀の時以上に荒んで見えた。
喪服を脱いだ体は想像以上に細っている。

YOSHIKIは、手元に用意してあった封筒を差し出すと単刀直入に言った。
『とりあえず、これで折れた歯を入れてこい』

封筒には200万円入っていた。封筒を覗いたTAIJIは、戸惑った表情を隠さなかった。
TAIJIが片意地を張り、それを受け取らないことも十分に考えられた。
YOSHIKIは、なおも強い調子でまくし立てた。
『同情なんかじゃないよ。俺は、歯のない奴なんて殴る気にもならないからな。頑張れよTAIJI。せっかくHIDEが会わせてくれたんじゃないか』
YOSHIKIは、そういってTAIJIが拒むことを許さなかった。
『とにかく、歯を治してこいよ。そうしてから、HIDEの49日に出てやってほしい。また会おう、それまで元気で』

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去年の日産スタジアムで、それが叶った。

引用元:アメーバブログの「ヨシリンのつれづれ日記」より
      (https://ameblo.jp/kt216/entry-10958161292.html)

Taijiの死を悼むYoshiki

Taijiが亡くなった後にYoshikiはTaijiと過ごした時間を思い出し、Taijiの誕生日や命日にメッセージをTwitterにツイートしたり、ライブで曲を送ったりしている。

YoshikiはTaijiの死後にTaijiと過ごした時間がとても貴重だったと感じている。

Yoshiki twitterより

2年前の今日、Taijiがこの世を去った。

この時はまさか、このステージが最後になるとは思っていなかった。       いつも心の中にい

YoshikiとTaijiの2人はいろいろあったがそういう間柄だったからこそ、よけいに印象に残り、いなくなってしまった今ではいないことがとても寂しく、なつかしく感じるのだろう。

👇Taijiが最後にXJapanのステージにゲスト出演した時の映像。

アンコール後Taijiが再びステージに出てきて、YoshikiとTOSHIと肩を組んで抱き合い、そしてPATA、SUGIZO、HEATHともハグをした。「7人のX」でエンドロールを盛り上げた。

(出典:YouTube)

Yoshikiインスタグラムより

#HappyBirthDay Taiji . We had some ups & downs, but the time we spent was precious. 誕生日おめでとう。Taijiとは色々あった。ケンカもした。今となっては、かけがえのない思い出。 Miss you. #rip #withoutyou

今ではYoshikiはTaijiがいかに大切な存在だったのかに気づき、Taijiをクビにしたことを後悔しているかのように思える。

ミュージックステーションに出演した際もhideと同じようにTaijiを元メンバーとして含め、Taijiの昔の映像を流している。紅白に出演した時もHideのギターの横にTaijiのベースを置いていた。

 Taijiの死後一年以上が経過した時2011年11月に代々木体育館にて開催された、ファッションと音楽の祭典である「Girl’s Award2011 Autumn/Winter」にスペシャルゲストとしてYoshikiが登場した。そのショーの後にマスコミからの質問に答えたYoshiは、亡くなったHideとTaijiへの思いについて吐露。

photo credit: jus10h Yoshiki Classical 4/28/2014 #26 via photopin (license)

Hideの時もそうですけど、悲しみって後からドカーンとくるもの。実は、Taijiが亡くなった時、一度(日本に)戻ってきて、彼が灰になってから会いに行ったんです。自分でも強くなったと思うけれど、こういう時こそ前を向かなければと感じるんです。でも、逆に言えば、気持ちの整理ができてないだけかもしれませんね。HideとTaiji、2人のメンバーを失ったことは、僕もファンも悲しい。 2人の分も背負って、ステージに立っていきたいです。」と、静かに語っていたという。(典:シネマtoday)

HideとTaijiを思いながら演奏するYoshikiと熱唱するToshl

Yoshikiは、2010年8月14・15日と日産スタジアㇺでのX JapanライブイベントでTaijiと共演した時のことをのどを詰まらせながら何度も話していた。

👇NHK「SONGS」でのYoshikiとToshl。  

バックでHideとTaijiの映像も流れている。

YouTube
作成した動画を友だち、家族、世界中の人たちと共有

(出典:YouTube)

【関連記事】「hideとToshiの絆」の記事も読んでねHIDEとTOSHIの絆

YoshiとTaiji、2人の天才がいたX時代

ⅩJapanを人気バンドにするために「Taijiのベースが必要だった」と、Yoshiki自身が著書の中で語っている。以前は、もしもTaijiがいなくなったら、Xは解散しなければならなくなる」とまで言っていたらしい。

「We are X」の中では逆に「Taijiを辞めさせなかったら、Xは壊れて解散していた」と言っていた。

Yoshikiは、Taijiを認めていたからこそ、他のバンドから引き抜いて、自分のアパートに同居させ面倒をみていた。

Taijiは、自分の著書の中でXの中で「自分は常にトラブルメーカーだった」「Yoshikiの目の上のたんこぶ」と言っている。

                     (写真出典:http://a11.chip.jp/hideaisitel/album)

当時、リーダーYoshikiのドラムに対して「へたくそ」とダメ出しができるのは、Taijiだけだった。しかしそれは、Yoshikiのことを認めているからこその本気のダメ出しだった。

決してYoshikiをバカにしていたわけではない。

しかしYoshikiにとっては歯に衣着せないTaijiのド直球のダメ出しが相当きつかったのだろう。Japanese X movie 、X Japanの映画「We are X」の中でもTaijiの自分に対するきついダメ出しに対して、相当頭に来ていたということをYoshikiが話していた。

それだけ2人は親密で、切磋琢磨する関係だった。良いライバルでお互いをいつも意識し合っていた。だからこそ、いつもYoshikiとTAIJIはぶつかり合っていたのだ。

(出典:YouTube)

人には共通点がある。2人とも類まれなる天才であり、音楽をこよなく愛し、こだわりがかなり強い。そして、2人とも「繊細」「凶暴」の二面性がある。

(出典:YouTube)

だからこそ、お互い自分の意見を言う時に上手に相手のことをうまく受け止め、尊重することができなかったのだろう。

でも、客観的に当時YoshikiとTaijiを見ていたXのプロデューサーだった津田直士さんからするとお互いに本音で意見をぶつけ合え、磨き合って良い化学変化を起こしていたように思えたという。

XJapan映画「We are X」の中で、そのように津田さんがYoshikiとTaijiのことを話している場面がある。

👇Taijiがベースを得意気に弾いているのを見つめるYoshiki

(出典:YouTube)

ライブ中の出来事について、、Yoshikiが泣きそうになったことなどをTaijiにYoshikiが話しかけている。それに対してややそっけなく対応するTaiji。

(出典:YouTube)

TaijiをクビにしたYoshikiの心の中

しかし、TaijiがYoshikiとあまりにお互いに衝突が多くなりすぎたため、そしてXの中でTaijiの存在が大きくなりすぎたためにクビにしなければならなくなったのだろうか?

そういった理由よりもTaijiの暴力沙汰などの素行不良問題が出過ぎたため、Taijiをクビにせざるをえなかったのではないかと思う。

 YoshikiはTaijiのことを簡単にクビにしたのではなく、泣く泣く身を切るような思いでクビにしたと思う。Yoshikiは、TaijiをXの「サウンドプロデューサー」としてずっと頼りにしてきていたのだから、そんな簡単な理由でTaijiをクビにしないはずだ

長年、サウンドプロデューサー、リズムの先生として頼りにしてきたTaijiをクビ切らなければならなかったので、Yoshikiとしても苦渋の決断だったのではないかと思う。

なぜなら、TaijiはYoshikiが惚れ込んで集めた最高のメンバーなのだから。XJapan(X)には、Taijiのベースがどうしても必要だったのだ。

(出典:YouTube)

YoshikiがTaijiをクビにした理由

Yoshikiの言う、Taijiとの「約束」は何だったのか?               Taijiをクビにした理由には多くの説がある。

Taijiの方は、著書の中で「ギャラの配分の問題」と「Yoshikiのドラムにダメ出しするようになったこと」をクビの理由としてあげている。

確かにこういった理由もあったのかもしれない。しかし、そういう理由というよりはむしろTaijiの暴力沙汰か、「ラウドネスとの強い関係」であったのではないだろうか?

Taijiの死後もTaijiを想うYoshiki 

Yoshikiはミュージックステーションに出演した際にピアノを弾きながらTaijiの映像も流していた。

Yoshikiは、Taijiに対していつも心の中にいると思ってくれている。

元々Yoshikiは、Taijiを「男気のあるやつ」、「Taijiはふだんはクールだけど、ちょっとした時に人情味が出る」と言っていた。

YoshikiがTaijiに対してHideと同じように「いつも心の中にいる」と言っているのは本当の気持ちだろう。

(写真出典元:https://mixi.jp/view_community.)

2018年のルナフェスではYoshikiがXJapanとしてでなく、ソロで出演した。Yoshikiが出演する前に演奏したバンドがTAIJIが一時期メンバーだった、ラウドネスだった。Yoshikiは、自分のステージでラウドネスにTAIJIが一時期加入していたことをMCで話していた。

今年2020年のTAIJIの9回目の命日にもYOSHIKIはTAIJIへメッセージを贈っていた。

👇下の動画は「Violence in jealousy tour」のファイナルの後、Xのメンバー全員がそれぞれライブの関係者の前であいさつをしているもの。

Taijiが「(どもりながら)ふっ、ふつつか者の僕たちですが・・(Yoshikiを見て)俺だけか?」                               するとYoshikiが笑って「俺も~!」そしてTaijiの露出している肩をパチンと叩いてる ( ´艸`) ?YoshikiとTaijiが仲良さそうに笑い合っているところを見ることができる

(出典:YouTube)

ずっとずっとこのままの2人、このままのXでいてほしかったな・・・。

(出典:YouTube)

2010年8月14・15日日産スタジアムのステージにTaijiが18年ぶりに出演。

最後に、TAIJIがYoshikiやTOSHI、X JAPANと一緒にステージで「X」をやれて本当に良かった。ステージから久しぶりに見たXジャンプ最高だった。

あの時のTAIJIとYoshiki、すごく楽しそうで素敵だった

2021年5月17日YoshikiがYoshikiチャンネルでゲストのSUGIZOにTaijiが転んだ話をして爆笑❣

そして、2021年5月17日に放送されたYoshikiチャンネルでTaijiが1989年のXのデビュー直前のライブ、爆発寸前GIGのライブ中、ちょうど「紅」の初っ端でTaijiがこけたことを思い出し、爆笑しながらゲスト出演したSUGIZOに話していた。

👇「紅」のオープニングでhideがギターのソロを弾いて曲が始まるシーンだ。そのタイミングでTaijiがステージですっこけた。それを思い出してYoshikiはYoshikiチャンネルの時に笑いが止まらなくて途中で退席したくらいだった( ´艸`)「カッコイイTaijiが炭酸ガスで濡れたステージですっこけた( ´艸`)🔥。」この言葉を言いながらYoshikiは笑いが止まらなくなっていた。

(出典:YouTube)

ずっとずっと忘れないよ、TAIJI。永遠に・・・

    We are X!!

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