X Japan TaijiとToshiの兄弟のような深い絆

taiji
この記事は約15分で読めます。

写真出典:https://www.picbear.org/tag/沢田泰司より

X Japanのライブでもイチャイチャして仲が良かったToshiとTaiji

X JapanのTaijiとToshiが特に仲が良かったことはXJapanファンの間でもよく知られている。

“WEEK END“や”紅“で、ライブ中にToshiはTaijiに何度もからみに行って2人は見つめ合ったり、くっついたりして歌っている。

その仲睦まじいい様子の2人を見ていると、ドキドキしてしまうほど。(*^^*)

TaijiがⅩJapanのメンバーだったX時代の写真を見るとToshiの横にいることが多い。

 

XのライブのステージでもTaijiとToshiがとても仲が良さそうな様子が見られる。

↓1989年、爆発寸前GIGの時のTaijiとToshi.

0:38~2人で一緒に微笑み合って頭を振っている、TaijiとToshi。

0:42 Toshiが笑顔でTaijiの顔をのぞきこんでいる。ToshiはTaijiが大好きだったようだ。

(出典:YouTube)

TaijiがToshiに”Chu♥”とキスをしているようなシーンもある(2分30秒位)Toshiに迫られているTaijiがものすごくセクシー♥

二人のイチャイチャする場面を見ると、すごくドキドキしてしてしまう( ´艸`)

(出典:YouTube)

ToshiはベーシストとしてミュージシャンとしてTaijiのことを尊敬していて、大好きだったToshiはTaijiを「可愛いやんちゃな弟」だと思っていたらしい。

「やんちゃな弟」であるTaijiの死の知らせを聞いた時、しばらくの間、Toshiは頭が真っ白になったという。Yoshikiも同じように亡くなったことが受け入れられなかったと話していた。

Taijiは「何かあったら、Toshiに連絡してくれ」と妹の雅世に伝えていた。TaijiもToshiに対して身内のような親しみと信頼感を感じていたのだろう。

 

Taijiが喧嘩して右腕を大けがした時にTaijiを心配するToshi.

Taijiの死後、ToshiはTaijiの死をしばらくの間受け入れられなかった。

(出典:YouTube)

1989年の渋谷公会堂のライブ直後、TaijiとToshiがインタビューに答えてから2人して「ドリャー」と大声で叫んでる。なんとも、微笑ましい光景(*^^*)

TaijiとToshiで共作したX Japanの名曲「Voiceless Screaming」 

TaijiとToshiは「Voiceless Screaming」と「DespareteAngel」を、作曲はTaiji、作詞はToshiで共作している。3rdアルバム「Jealousy」の中に収められている2曲

「Voiceless Screaming」は「日本版天国への階段」と言われ、Taijiの作曲の センスの高さと アコースティックギターのレベルの高さを感じさせるXJapanのバラードの名曲だ。

Toshiの歌とTaijiのアコースティックギターの音色がぴったりと合った極上のバラード。

X Japanのライブでも多くのファンを泣かせた名曲中の名曲。

「Voiceless Screaming」はToshiが声が出なくなって辛かった時に、TaijiがToshiのために作った曲。

 TaijiのToshiへの愛とやさしさが詰まった曲

「Voiceless Screaming」で、Taijiが天才ベーシストであっただけでなく、天才ギタリストでもあったと思えるほどの見事なギターの腕前を披露している。

Taijiはベースの演奏でピッキングする時に人差し指と薬指を使って2フィンガーピッキング(アポヤンド奏法というらしい)をしていた。ふつうは人差し指と中指を使ってピッキングするのだが、Taijiは幼少期に実家のプレスに誤って指を入れてしまった時に中指を切断し、中指の第一関節が欠損しているので中指でなく薬指を使っている。
ギターでアルペジオ奏法をする際も同じように中指の代わりに薬指を使用していた。5:55~見るとわかる。

(出典:YouTube)

「Voiceless Screaming」の創りこみ作業とレコーディングはTaijiとToshiの共同作業で、この曲のメイキングを通して二人の関係がより深まった。

「Voiceless Screaming」は、TaijiとToshiの関係の深さを感じさせてくれる。 

 この曲でTaijiのToshiへの深い愛が表現されている。

 「Voiceless Screaming」のメイキングについてTaijiは、

いつも俺たちがToshiくんにこうやって歌い方に注文つけちゃうのだけど、この曲ではToshiくんに好きなように歌ってもらったんだ。だから、この曲ではToshi君らしさが出ているんだ」とコメントを遺している。

Toshi「Voiceless Screaming」の制作秘話についてインタビューをされた時、Toshiは声が出ない状態だったためToshiの代わりにTaijiが話している。

(出典:YouTube)

この曲を作った当時Toshiは声が出ない状態だったため、この曲の歌詞で自分のその時の気持ちを表現した。「声なき叫び」どんなに叫びたくても声が出せない自分の葛藤・苦しみをToshiは歌詞で表現している。  その時のToshiの気持ちをくんでTaijiがこの曲を作曲したのだ。  

「VoicelessScreaming」はTaijiのToshiへのやさしさがあふれている曲。

この作品は、TaijiとToshiのお互いが寄り添いながら、気持ちを共有してこの曲の制作に取り組んだという証。

TaijiとToshi、2人の間にはそれだけ深い絆があった。

「Voiceless Screaming」をレコーディングでToshiが心をこめて歌い上げた時に2人は思いっきり泣いた。この時、TaijiはToshiの歌を思いっきりほめたたえた。正直で本当のことしか口に出さないTaijiがToshiの歌を心の底から褒めたたえたのだ。
この時のことを元Xのプロデューサーだった津田さんが著書や動画で伝えてくれてる(☟下に津田さんがそのことを話してくれてる動画あります。)
関連】「XJAPAN(X時代)の元プロデューサーから見たメンバー達」⇒X JAPAN(X時代)の元プロデューサー津田さんからみたXメンバーの素顔

TaijiとToshiのことをXの元プロデューサーだった津田さんが伝えてくれている動画がある。ToshiとTaijiの2人の人間関係、2010年の日産のライブでの共演したことについても詳しく話してくれている。

 

2010年8月の日産スタジアムのライブの直前にToshiとTaijiが2人で飲んでいる時に津田さんに電話をしてきて「Taijiが日産のライブに出るから一番前の席を取るので津田さんも来てね」と楽しそうに言っていたという。

(出典:YouTube)

「X時代の元プロデューサー津田さんが見たメンバー達の素顔①」も読んでくださいね!X JAPAN(X時代)の元プロデューサー津田直士さんが見たメンバーの素顔①

ⅩJAPAN(X)の元プロデューサー津田さんが予想された通り2017年7月17日のTaijiの命日にライブで天国のTaijiに贈るために25年以上ぶりに「Voiceless Screaming」をToshiが熱唱した。

Yoshikiが演奏前のMCで「今日は、何の日か知ってる?Taijiが旅立った日です。最後にステージやったのは日産スタジアムだったね。ロックという言葉が一番似合う男だった。Taijiに1曲捧げるか?」と言ってピアノで「Voiceless Screaming」を演奏した。
- YouTube
YouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。

(出典:YouTube)

👇1991年8月6日新潟産業会館での「Voiceless Screaming」

(出典:YouTube)

Toshiは、TaijiについてX Japanのドキュメンタリー映画「We are X」の中で

「Taijiは、日本で最高のベーシスト。プレイ、音楽センス、ファッション センス、ルックス、全てにおいてかっこよかった」と話している。
        ↓Toshl を優しく見つめているTaiji。 

Toshiは、次のようにTaijiについてインタビューで話している。

Taijiは、日本一のベーシストでした。個人的に彼は第一人者だったと思っていました。僕らはアマチュアの時、徹夜してステージ衣装を創ることもありました彼は僕にとっては弟のような存在でした。僕らはとても仲が良かったから、彼の死は僕にとってもとても受け入れがたかったです。僕にとって彼はこれからもいつも日本中でベストで、最高にカッコいいベーシストであり続けるでしょう。『Tokyo ジャーナル』インタビューより引用)

「Xの末っ子。やんちゃ坊主。ワガママだけど、いちばん男が感じられるヤツ。」(『TEEN’S BAND』1990年8月号より引用)

      (画像引用元:pinterest)

1992年1月の東京ドーム公演破滅に向かって~3日目のライブでの「Desperate Angel」。         

TOSHIがMCで、

今日は、お前たちにとっても俺たちにとっても非常に重要な、1つの節目となる、非常に重要なライブになるからな。生半可な気持ちじゃいけねえよ!!!食い残すなよ~!!

そして、ファンからライブ3日目で疲れ気味のXJapanメンバー一人一人に気合を入れてもらう時に、ToshiがTaijiに「大丈夫?」と、きいている。

Taijiは、嬉しそうにニッコリ笑ったが、その後ちょっと辛そうだった。最後のステージで感極まってしまったのだろう。

(出典:YouTube)

XJapanのドキュメンタリー映画「We’re X」の中でも若い頃のTaijiとToshiの仲睦まじいシーンが出てくる。

XJapanをTaijiが脱退した後も2人のつながりは続いていたようだ。

ラウドネスにTaijiが加入時に出したアルバム「Loudness」をToshiが自分で購入し、Taijiのベースを聴いて「僕はずっとこの(Taijiの)ベースを聴いて歌っていたから、Taijiのベースの音を聴いてとても懐かしく思った」と言っていた
2018年7月12日、Taijiの誕生日に、Toshlが ”龍玄とし”の名義でやっている、Twitter@Toshlofficialで、
「Taijiは本当にカッコいいんだぜ!!Voiceless Screamingで空に向かってハピバ伝えたよ…龍玄とし」とツイートしている。

この時、最高にッコイイ💛Taiji

破滅に向かってのライブ3日目に「Taiji~!」と何度もTaijiの名前を呼んでいたToshi。

(出典:YouTube)

Taijiから見たToshiの洗脳

Hideの葬儀の際も2人は会ったが、Toshiは洗脳されていたので、話をする事ができなかったのだろう。

それでもTaijiは著書「Xの生と死」の中でToshiの性格を鋭く分析している。Taijiは、Toshiの性格がよくわかっていたのだろう。

この動画でToshiが話している話の内容は、全てが台本に書かれて決められていたことだったという。

Toshiの横に座って、Toshiの当時の妻、出山香がToshiを凝視している。怖い(;’∀’)

(出典:youtube)

Yoshikiという、強いカリスマ性を持った人間と長く一緒にいたために、何かに依存しなくてはいられなくなってしまったのだろう」とものすごく鋭く分析し、語っている。

TaijiはXを脱退してから9年間もの間、Toshiに会っていなかったはずだが、Taijiは恐ろしいほどToshiの心理を鋭く分析し、Toshiの心境をかなり良く理解していたようだ。

XにTaijiがいた時代は、相当2人の絆が深かったのだろう。

Taijiの18年ぶりのX Japanのステージへの出演を実現させたToshi

そして、2010年にX Japanが復活し活動再開した後、久しぶりにToshiとTaijiが再会した

その時Toshiは、Taijiがかなり前向きで生き生きと活動している話を聞いて、また一緒にライブのステージでやりたいと思い、YoshikiとTaijiを再会させ、18年ぶりにTaijiをX Japanのステージに呼ぶことにして、2010年8月14・15日の「再会の夜」が 実現した。

2010年8月14、15日の2日間、Xjapanの日産スタジアムでのライブイベントにTaijiがゲストとして出演することになったのだ。

(出典:YouTube)

このXjapanの歴史に残る大イベントでTaijiが18年ぶりにXJapanのステージに出演するきっかけを作ったのはToshiだった。

18年ぶりのX Japanのステージ出演が決まった時にToshiは、Taijiとお酒を飲みながらX時代の元プロデューサー津田直志さんに電話し「TaijiがXのステージに帰ってくるので、日産スタジアムのコンサートを見に来てほしい」と嬉しそうに報告したという。

津田直志さんは、TAIJIがⅩJapanと共演できたステージを一番前の真ん中の席で見させてもらったことがとても嬉しかったと話していた。

今はTaijiがもうメンバーでなくなったからなのか、現ベースのHeathに遠慮してからか、Taijiが一歩下がってドラムの前でベースを弾いていると、Toshiが前に出てくるように優しく背中をしてあげて前に連れていってあげる場面がある。ToshiのTaijiに対しての優しさがにじみ出ている感動的な場面だ。

☟次の動画の12分9秒~23秒までのシーンに注目。     

YouTube
作成した動画を友だち、家族、世界中の人たちと共有

(出典:YouTube)

Taijiの死後、ソロコンサートで「VoicelessScreaming」を歌ったToshi

Taijiの死後5年ほど経ったころ、Toshiはソロのディナーショーで「Voiceless Screaming」をファンの前で歌った。

「Voiceless Screaming」を歌うと、ToshiはTaijiがLAの自分のアパートでギターを弾いて鼻歌でこの曲を歌ってくれたことを思い出してしまうこと、Taijiの死を受け入れられなかったために、この曲を封印していたことをファンに明かした。

そしてToshlは「今日この曲をやっと歌えるので、本気で歌う。」と話した。    「VoicelessScreaming」を歌うにあたってToshiから次の説明があったらしい。

 Toshi「Taijiも僕も、以前に間違った道に行ってしまった事がある。だから、これから若者がそういった道に行かないような活動もしていきたい。」 

「日産スタジアムの出演の打診をしに、まず自分が(taijiに)会いに行った。Taijiはすごく喜んでくれて事故と病気を何回もしていたが、日産のために頑張ってリハビリをした。」 

TaijiとはX時代、親しい仲だった。しばらく会っていない時間があっても幼なじみみたいな仲なので、すぐに昔に戻れた。Taijiが亡くなった時、妹さんからまず電話をもらった。Taijiは『何かあったら、Toshiを頼れ。あいつは一番信用できる。』と言ってくれてたんだ。

そして、Toshlは「VoicelessScreaming」を涙をこらえながら熱唱した。

この時、TOSHIは、TaijiがロサンゼルスのTOSHIの住んでいたアパートに来て、ギターを弾き、できたばかりの「Voiceless Screming」を自分に聴かせた時のことを鮮明に思い出していただろう。

(出典:YouTube)

1991年10月、日清パワーステーションでの「Voiceless Screaming」

ステージから下がって行く時のToshlとTaijiのやり取りを見ると、とても仲睦まじい様子。最後に客席に話しているTaijiの話し方が最高にカッコイイ。

(出典:YouTube)

Yoshikiと一緒にTaijiのお墓参りをしたToshi

Japanese X movie Xjapanの映画“We are X”で、Taijiの墓参りに行くシーンがある。

(出典:YouTube)

この時、Taijiの死後3年以上が経っていてYoshikiとTaijiの死について初めて共有できてよかったとToshiが語っている。YoshikiもToshiと同じように、Taijiの死を受け入れるまで時間がかかったことがわかって2人で気持ちを共有できたのだ。

ちょうどYoshikiとToshiの2人でTaijiの墓参りに行ったら、お墓に近くなるの連れて強い風が吹いてきたというTaijiが「あー、何なんだよー!」って怒っている気がした(笑)とYoshikiが話していた。

Toshiは、Taijiの墓の前でYoshikiと一緒に手を合わせながら「それでも俺は生きている」ということを実感したという。Yoshikiも同じ気持ちだったのだろう。

?Taijiの最後のステージでの「Voiceless Screaming」。

4:00~ToshiがTaijiの横に移動し歌っている。5:14 Taijiのコーラスが震えている。Taijiと同じくらいToshiが辛そうに見える。それくらいTOSHIとTaijiの関係は深かったのだ。

(出典:YouTube)

「Taijiの命日に想うこと」X Taijiの命日に想うこと ~Taiji tribute~
Taijiは、YoshikiとToshiの2人にとって兄弟のような幼なじみのような存在。HIDEも含めて、これからもずっと一緒にステージにいるWE  ARE  X!! 
       
★「HIDEとTAIJIの絆」の記事もどうぞX JapanのHideとTaijiの友情の絆

★「 YoshikiとTaijiの絆」の記事もどうぞX Japan YoshikiとTaijiの深い絆

コメント

error: Content is protected !!