Ⅹ Taijiが作曲した曲に流れているもの ~Taiji作曲集~

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Taiji作曲集厳選10曲

Taiji作曲の曲は、ⅩJapanがXだった時代によく演奏されていた。

X時代のTaiji作曲の曲の作詞のほとんどをToshiがしている。

「Phantom Of Guilt」、「Desparate Angel」、「VoicelessScreaming」は、Taiji作曲Toshi作詞というように、”TaijiとToshiの仲良し兄弟コンビ”で共同創作した。

「Phantom Of Guilt」「VoicelessScreaming」の歌詞では、Toshlの劣等感・孤独感が表現されている。Ⅹの時代にTaijiが作曲した曲は、寂しさや孤独を表現してる曲が多い。
今回は、Taijiの作曲した楽曲の中でサイト管理人が特に気に入っている曲を10曲選びました。

DEAR LOSER

インディーズ時代のライブのオープニングの曲に「Dear Loser」が使われていたこともある。

この曲は、後にTaijiが言うには、こたつに入って「水戸黄門」を見ていた時にふとひらめいた曲らしい。(あのエンディングテーマを聴いてイメージが出来上がったのだろうか?)

https://youtu.be/0wwahMg1sSE

(出典:YouTube)

?東京ドーム「破滅に向かって2日目」のオープニングにも「Dear Loser」が使われた。YoshikiがTaijiのことを尊重してTaijiの作曲した曲を中心に2日目のセットリストを組んだと思われる。

(出典:YouTube)

Phantom Of Guilt

1988年9月4日京都スポーツバレーの時の「Phantom of Guilt」

正月特別番組「X、現わる。」より XJapan(X)メンバーのプロフィール&「Phantom of Guilt」

(出典:YouTube)

「破滅に向かって2日目」の1曲目「Phantom of Guilt」。そして、オープニングには「Dear Loser」が使われた。

(出典:YouTube)

Desperate Angel

アルバム「Jealousy」をリリース後のTaijiのインタビュー+「Desparate Angel」

アルバム「「Jealousy」のレコーディングを終えた後のインタビューに答えるTaijiがXのメンバーのことを話している。可愛らしくふるまうTaijiとは、まるで別人のカッコイイTaijiの表情。

この頃、TaijiがXの音楽をメンバーと作り上げていくことに対してどれだけ真剣に取り組んでいたかがわかる。だからこそ、Yoshikiと反対の意見を戦わせたりして衝突が絶えなかったという事があるのだろう。

(出典:YouTube)

東京ドーム「破滅に向かって3日目」の「Desparate Angel」。

TOSHIがTaijiのそばに行って盛り上げている。TOSHIがTaijiとの時間を名残惜しむ気持ちがよく表れている。

(出典:YouTube)

Easy Fight Rambling

東京ドーム「破滅に向かって3日目」の「Easy Fight Rumbling」。

X初のシャッフル曲。この曲はHIDEとTaijiが曲の原曲を作って、その後YoshikiとTOSHIがメロディーをつけて曲をアレンジしたため作曲名義はXとして出した曲。歌詞は、Phantom Of Guiltと同じく、TOSHIが自分の持つコンプレックスを表現している。

(出典:YouTube)

Voiceless Screaming

TOSHIとTaijiの産み出した曲の中で最高傑作、「Voiceless Screaming」.

TOSHIとTaiji、兄弟のような深い絆のある2人が作り上げられた名曲。2人の絆の結晶だ。

Toshlの過酷なレコーディング(アルバム「Jealousy」のレコーディング)のために声が出なくなった、当時の心情を歌詞に書き、それに合うようにTaijiが曲を作り、この曲が作られた。

(出典:YouTube)

2017年7月17日、Taijiの命日に行われたⅩJapanのアコースティックライブのアンコール時に歌われた。この時は、Yoshikiのピアノバージョンで演奏された。たくさんの観客が感動の涙を流した。

【関連記事】「TaijiとToshlの兄弟のような深い絆」もどうぞTaijiとToshiの兄弟のような深い絆

CHAIN~絆~

TaijiがLOUDNESSを抜けた後に作った自分のバンド、D.T.Rの時に作曲した曲。

「VoicelessScreaming」を思わせるようなTaijiらしい、アコースティックギターの旋律が美しい曲。

(出典:YouTube)

Cybernetic Crime

この曲もD.T.Rの時に作曲した曲。まるで洋楽のPVのようなPV。

3:17~のTaijiがすごくかっこいい!!

TaijiはD.T.Rを結成した後、レコーディング(ボーカル録り)、CDジャケットとPV撮影をロサンゼルスで行なった。

ロサンゼルスに滞在をしている時、ローカルの人達に絶賛されたらしい。「アメリカでやれば」と言われたらしい。D.T.RのTaijiの作ったLAメタルのような、ゴリゴリの男っぽいサウンドがロサンゼルスの人たちに受けいれられたのだ。

(出典:YouTube)

Dear Angel

Taijiの優しくギターを奏でる音と静かな息づかいが聴こえてくるような曲。

やはりこの曲でもアコースティックギターの美しいメロディーがきわだっている。

この曲は、肝硬変と脳梗塞で体調を崩し、長期で入院した後に「音風」というバンドを組んだ時のTaijiが作曲した。この曲にはTaijiの繊細さや優しさがあふれている。

(出典:YouTube)

Get Your Dream

Taijiが「音風」にいた時に作った曲。Taijiが可愛いがっていた妹、ボーカルのSister MAYO(本名、沢田雅世)が歌っている。「音風」で、沢田兄妹が一緒にバンドをやっていた。

(出典:YouTube)

WINDS 想い~ありがとう~

この曲もTaijiが「音風」にいた時に作った曲。Taijiの優しい性格や繊細さが全面に表れている。

Taijiがファンや自分を支えてくれている人達に対しての感謝の気持ちを表現したいと思って作った曲。Taijiがボーカルをしている貴重な曲。

(出典:YouTube)

【関連記事】「音風のTaiji」もどうぞ音風のTaiji ~Taiji in otokaze~

番外編① Xclamation

HIDEとTaijiが作曲した曲。2部で構成されているインスト曲。インディーズ時代によく演奏された。

前半は、インドのポンペイで収録された民族的なメロディー。後半は、Taijiがチョッパー(スラップ奏法)を披露するソロから始まる。

(出典:YouTube)

番外編② Jungle

HIDEとTaijiが、アルバム「Jealousy」を制作した時の合間にアドリブで作曲したインスト曲。

Taijiが弾いたフレーズをHIDEがそのまま受け止めてつくっていく形で作られた。2人でメロディーを紡いでいって作った、HIDEとTaijiが合作した幻の名曲。

HIDE、Taijiの2人の息がピッタリあってこそ、このような素晴らしい曲が出来上がったのだろう。

Taijiが言うには、「自分が投げたフレーズをHIDEが受け止め(Taijiの)イメージした通りのフレーズを返してくれた」らしい。

ドラムはYoshikiではなくTaijiと一緒にD.T.Rにいたドラマー岡部俊彦が演奏している。

この曲、Taijiが著した「宇宙を翔ける友へ~伝説のバンドXの生と死」に付録として付けられたCDに収録されてる。

(出典:YouTube)

いかがでしたか?

Taijiの作曲した曲は、まだまだたくさんあります。ここには、D.T.Rの時に作った曲は、あまり入れていませんが、その頃の曲もとてもいい曲が多いです。

でもやっぱり、Xの頃にTaijiが作った曲が最高ですね。皆さんが好きなTaijiの曲はどの曲ですか?



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