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今も活躍し続けるBUCK-TICK
XJapanがメジャーデビューして今年2019年で30年。
BUCK-TICKがメジャーデビューしたのは、ちょうどBOØWYが解散した頃。BUCK-TICKメンバーのビジュアルは、BOØWYのように髪を立て派手なメイクをしてカッコ良く、すごくBOØWYに似たイメージだった。
↓BOØWY
BUCK-TICKのバンドとして(主に今井さん)の音楽性はYMOやRCサクセションなどのテクノ系の音楽に影響を受けている。作曲は主にギタリストの今井寿さんがして作詞はボーカルの櫻井さんがしている。
(出典:YouTube)
これは、ボーカルの櫻井敦司さんの志向が反映されていたからだ。元々、ボーカルの櫻井さんはデビットボウイやDEAD ENDの他、バウハウスなどのゴシックロックを好んでいて彼らの影響を受けている。
そのためバブル期(初期)の頃のBUCK-TICKの音楽性そしてファッションにも櫻井さんのゴシックロック志向が反映されている。最近の曲でもミュージックビデオを見ると、ゴス調のカラーが強いものが結構多い。2012年以降、今井さんもゴスロリ調の音楽をあえて作るようになったようだ。
1980年半ば~後半にはDEAD ENDをはじめ、GAS TUNK、COLORなどのバンドがヴィジュアル系の原型をつくっていた。この頃にBUCK-TICKがデビューし、その派手で迫力あるヴィジュアルと音楽性でBUCK-TICKは10代~20代の若者の人気を集め、独自のヴィジュアル系の土台を作った。
BUCK-TICKがデビューした頃にBOOWYが大人気の真っ只中で解散したタイミングだったため、彼らの事務所はBUCK-TICKを”ポストBOOWY”として売り出したかったようだ。しかし、ボーカルの桜井さんはじめ、BUCK-TICKメンバー達はこれに抵抗し、独自のサウンドや、ビジュアルで完全オリジナルの路線を走り出した。
↓デビュー当時のBUCK-TICK。この派手なヴィジュアルで注目を浴びた。
BUCK-TICKが出演したビクターのCMで流れていた。この曲でBUCK-TICKは、デビューの翌年の1988年日本レコード大賞新人賞を獲得した。そして翌1989年はXがレコード大賞を獲得した。
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BUCK-TICKの「In Heaven」は、私にとってBUCK-TICKの曲の中で一番馴染みが深い曲。
なぜなら私、サイト管理人が高校入学後すぐにバンドを組んで活動を始めた時、真っ先にコピーした曲がこの「In Heaven」だったから。私のバンドのメンバー達がBUCK-TICKが好きだった。今聴いても全く古臭く感じない。メロディアスな曲。この曲のベースのメロディが大好き。
↓BUCK-TICKがNHK「JUST POP UP」に出演時に演奏した「In Heaven」。
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↓ライブで盛り上がるカッコイイ曲「In Heaven」
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↓1989年年末、半年間の活動休止後のBUCK-TICKの初東京ドームライブ映像。”バクチク現象”というライブツアー。”バクチク現象”という言葉は、インパクトが強かったので、BUCK-TICK=センセーショナルなロックバンドというイメージをさらに強くした。
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私はこの当時、Xにもの凄く引き寄せられたが、BUCK-TICKの音楽はヒット曲を除いて最近まで全く聴いていなかった。
BUCK-TICKは、2015年に初開催されたルナフェスに2日目の参加アーティストとして参加。この時のルナフェスにXJapanはDEAD ENDらとともに1日目に参加して盛り上がった。でももし同じ日に出ていたら、それはそれでかなり面白かっただろう。
櫻井さんとYoshikiは飲み仲間で親交があったはずだから。HIDEと今井さんと櫻井さんも飲み仲間だったことで有名だ。
LUNASEAのメンバーと親交があるBUCK-TICK
XJapanとBUCK-TICKは、ブレイクした時期が重なるため親交があり、Xの後輩のLUNASEAのメンバーとも親交が深かった。Jは、特に親交が深いようだ。
元々、デビューする前からJとSUGIZOがBUCK-TICKの大ファンだったらしい。JとBUCK-TICKの今井寿さん(ギタリスト)は親しい関係のため、ルナフェスのBUCK-TICKのステージにJがゲスト出演した。Jが今井さんを慕っているらしい。他のBUCK-TICKメンバーとも親しいようだ。
↓「笑っていいとも!」(今となっては良い番組だったと懐かしく思う)に出演した時、(12:15~)HIDEをお友達として紹介した櫻井さん。この頃の櫻井さん、ものすごく美しい✨
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👇hideが亡くなった翌年hideトリビュートライブでも「DOUBT」をやって、BUCK-TICKのライブでもやっていた。そして2001年マリリンマンソンが来日した時のライブでもBUCK-TICKが前座をつとめた時も1曲目に「DOUBT」をやっていた。マリリンマンソンとhideが親しかったのもあったからかもしれないが、BUCK-TICKは、あえてマンソンのライブでhideの曲をやりたかったのだろう。
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Jは、親しい先輩であるHIDEを通じてBUCK-TICKのメンバー(特に今井さん)と知り合い、とても親しくなったようだ。Jはデビューした当時、今井さんとそっくりのメイクと髪形と髪の色をしていた。そういうことからもBUCK-TICKがLUNASEAに影響を与えていたことがわかる。
👇2015年のルナフェスでLUNASEAのメンバーについて語るBUCK-TICK。
ふだんあまり積極的に話さない今井寿さんと櫻井敦司さんがLUNASEAのメンバーについては結構多くを語っているところを見ると、LUNASEAのメンバーに対して、愛着を持ってリスペクトし互いに認めて合っている関係のようだ。
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👇私サイト管理人はルナフェスでやった曲の中では個人的にこの曲「独壇場Beauty」が好き。ボーカル櫻井さんの腰つきがセクシー(ちょっとエロいほど( ´∀` ))でノリノリな曲。
BUCK-TICKメンバー全員、デビュー当時と変わらずに若々しく楽しそうに演奏してる。歳をとってからの方がむしろさらにかっこよくなってきてる感じがする。
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BUCK-TICKの大ヒット曲
デビューして2年後の1989年、今井さんが違法薬物の使用をして逮捕されたために半年間バンドとして活動休止状態だったことがあった。
復活後すぐにリリースされ、大ヒットした曲「悪の華」はBUCK-TICKの曲の中でも特にメロディアスな曲。この曲はキャッチーですごくカッコ良かったので、今でも覚えてる。
そしてこの「悪の華」をリリースした後のタイミングで年末に初の東京ドームライブを実現し、43,000人を動員した。ちょうど今から30年前、Xがデビューした年だ。
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👇「スピード」は、BUCK-TICKのメロディアスな曲。この映像はBUCK-TICKのデビュー20周年で武道館ライブをした時のもの。
これを見ると、BUCK-TICKがデビュー当時の若い頃のパワーにさらに大人の色気がプラスされたと感じる。
4:45~櫻井さん「20年間どうもありがとう!21年目もよろしくお願いします。皆さんに幸あれ!」
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👇「PARADICEツアー」楽屋での素顔のBUCK-TICK。
「1曲目(「スピード」)から勢い余ってパンツの股がさけちゃった( ´∀` )」と笑って話す櫻井さんの可愛い笑顔が見れる。
この時、BUCK-TICKはデビュー20周年。これまで西川貴教やKAFKAの土屋昌巳さん、他のたくさんのアーティストとコラボレーションしてきたようだ。
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👇「JUPITER」という曲は個性あふれたロックが多いBUCK-TICKの曲で意外なほど切なく美しくしっとりした極上バラード。
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2000年以降は売れることを手放し、ソロ活動もするなど独自路線で走ってきたBUCK-TICK
👇BUCK-TICK結成20周年に群馬のローカルテレビに出演した櫻井敦司さん。
この頃(2004年頃)は、それぞれソロ活動をしていた。ソロ活動のきっかけについて、2:20~櫻井さんが「今井が浮気するっていうから」と話している。かなり長く一緒にやっていると、別々にやりたくなる時が必ずくるのだろう。
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👇BUCK-TICKメンバーもそれぞれがソロの活動をしながらもやっぱりBUCK-TICKでやっている時が一番安心できるらしい。全員があまり話し上手ではないが、テレビに出演して話している時のBUCK-TICKの様子がナチュラルで好感がもてる。
デビュー22周年を迎えてニューアルバムを出した直後にNHKのテレビ番組「JPOP SHOW」に出演した時のBUCK-TICK。
3:10~今井さんがニューアルバムのタイトル「memento mori」について語っている。「黙っていても明日はやってくるので、前向きに生きたらいかがなものかと・・」
「memento mori(メメントモリ)」の本当の意味は、ラテン語で「自分がいつか死ぬことを忘れるな。だから今を思いっきり楽しめ」と言うことらしい。そして4:20~「今、生きているなと感じる瞬間」についてBUCK-TICKメンバー全員が答えている。
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LUNASEAとBUCK-TICKの2つのバンドに共通するもの
LUNASEAとBUCK-TICKに共通するのは地元(群馬県)の同世代の仲間が集まって結成した5人組のバンドということ。
櫻井さんと今井さんが同じ高校の同級生。ヤガミトールは、初めはドラム担当だった櫻井さんにドラムを教えてた先輩。ヤガミトールの実弟が樋口豊、そして樋口の友達の星野英彦。なんとヤガミトール以外の4人は、同じ高校の出身。
そして、30年以上もバンドを続けてる中で一度もメンバーチェンジしていないこと。(しかもBUCK-TICKの場合、デビューして2年目くらいに半年間活動休止になったことを除けば、活動休止状態になっていた時期もない)
そしてメンバー全員が個性的で華がある。
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XJapanの中では同郷のメンバーは、YoshikiとToshlだけ。
でも、同じ千葉県内ならPATAも含まれる。PATAは、YoshikiとToshlと同級生で同じ千葉県出身だから2人とは長年のつきあいがある幼馴染のような親しい間柄だ。
そのため、後からXJapanに加入したメンバーのHEATHとSUGIZOは、いつもYoshikiとToshiとPATAの昔話に入りにくそうに見える。特にYoshikiは最近になってXJapan(X時代)の結成初期の頃の話を楽しそうに話すことが多い。
実際、長くバンドをやっていると、メンバーどうしでそういうふうに結成した頃の思い出深い話をすることが多くなるのだろう。懐かしい思い出話をする時のYoshikiの表情は、とても楽しそうに見えるから、その時は様々な辛い出来事を忘れられるハッピーな瞬間なのだろう。
SUGIZOはエクスタシーサミットの頃からXJapanと先輩と後輩の関係があって、その立場で話ができるから、実質HEATHだけが昔話に入りにくいと思う。余談だが、2016年頃の年末のライブ前の移動バスの中でYoshikiが他のXJapanのメンバーにHIDEとTaijiのいたX時代の頃の話を楽しそうにしていた時にHEATHは全く話に入れずに完全に蚊帳の外にいたのを見て可哀そうに思った。
バンドを長く続けていく秘訣を語るBUCK-TICKの今井さん
デビュー25周年の時、BUCK-TICKの櫻井敦司さんと今井寿さんがインタビューで答えた。
そこにしっかりと気づいている今井さん、素敵な大人だなと思った。
BUCK-TICKの絆は、お酒でつながれているらしい。お酒を飲むと普段言えない事でも言えるからだそう。XJapanもYoshikiはじめ吞兵衛が多いからみんなで飲んだら話が弾むのだろう。
?西川貴教の「イエノミ」に出演した桜井さんと今井さん。
16:30~2人の高校時代の話をしている。聴き上手引き出し上手の西川貴教が話し下手の2人からうまく話を引き出していてすごく面白い。
(出典:YouTube)
どんなカッコイイバンドの音楽を聴いてもやっぱり私はXJapanが一番好きだ。これだけは何にも変えられない。(皆さんもそうですよね!( ´∀` ))
1日でも早くXJapanのメンバーがステージで楽しく演奏してるところを見たいと強く願っている。
We are X!!
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