龍玄とし(Toshl)× YOASOBI「夜に駆ける」

龍玄とし
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(画像引用元:龍玄としアメーバブログより)

MステToshl三択で選ばれた楽曲、YOASOBIの「夜に駆ける」

7月24日に放送されたミュージックステーション3時間半スペシャルでのToshl三択のコーナーで、プリンセスプリンセスの「世界でいちばん熱い夏」、あいみょんの「マリーゴールド」を抑えてYOASOBIの「夜に駆ける」が視聴者から選ばれた。

Toshl三択は、ミュージックステーションスペシャルで視聴者から大人気のコーナーだ。

 

?Toshl三択のためにアップされた動画

「今までにない難曲」で、テンポがすごく早いので、口が回らないので、「早口言葉」を練習しなくちゃということを話しているToshl(龍玄とし)。2回転調するため、想像以上に難しい曲だったらしい。それをToshl(龍玄とし)は、自分なりにアレンジしてレコーディングまでして相当練習したらしい。そのことからしてもToshlは、超一流のボーカリストだと言える。

(出典:YouTube)

“YOASOBI”という音楽ユニット

YOASOBIとは、コンポーザーであるAyase(26歳)という男性プロデューサーと元々シンガソングライターとして独自の活動を行ってきたikuraこと、幾田りら(19歳)という若い女性アーティストがタッグを組んで作った2人組の音楽ユニット。
Ayaseは、「ボカロP」ということで、ボーカロイドソフトを使って楽曲を作ることをメインとしてるボカロ曲専門の音楽プロデューサー。Ayaseは、インターネットで人気の小説をもとにして音楽を作っている。

(画像引用元:spice.eplus.jp)

?「夜に駆ける」は、「タナトスの誘惑」という衝撃的なインターネット小説を基に作られた楽曲。

(出典:YouTube)

 

?YOASOBI「あの夢をなぞって」

今年1月にリリースされた楽曲の第二弾「あの夢をなぞって」の原作は、いしき蒼汰著作の『夢の雫と星の花』をコミカライズした漫画版の『夢の雫と星の花』。これが現在、LINEマンガになって配信されている。

(出典:YouTube)

?YOASOBI「たぶん」

(出典:YouTube)

ミュージックステーションスペシャルでToshlがカバーしたYOASOBIの「夜に駆ける」

7月24日のミュージックステーションスペシャルでもToshl(龍玄とし)は、期待以上に素晴らしい「夜に駆ける」を聴かせてくれた。

Toshlが艶のある美しいハイトーンボイスで歌ってくれた「夜に駆ける」は、”死”をテーマにした原曲とは違い、”生”をテーマにしているために「それでも生きていく」という生きるエネルギーに満ちていた。Toshl(龍玄とし)によって、”死”をテーマとする「夜に駆ける」の中に、こま切れにした”生”のエッセンスが刻み込まれたことで素晴らしい原曲がさらに磨かれ、Toshlテイストが加えられた、さらに素晴らしい曲にアレンジされたと思う。

(出典:YouTube)

YouTube「龍玄としテレビ」で公開された龍玄としの「夜に駆ける」

 

?龍玄としのNAKED VOICE(裸の声)による「夜に駆ける」

(出典:龍玄としテレビ at YouTube)

?龍玄としのピアノバージョンのフルの「夜に駆ける」MUSIC MOVIE。

Toshl(龍玄とし)は、”生”を表現しようと歌の中に”生”のこま切れを散りばめながら歌ったという。(龍玄としアメーバブログにそのことが綴られていた。)

(出典:龍玄としテレビ at YouTube)

TOKYOFMの鈴木おさむのラジオ番組「JUMP UP MELODIES」にゲストとして共演した龍玄とし(Toshl)とYOASOBI

YOASOBIの2人と龍玄とし(Toshl)が9月11日にTOKYOFMの”JUMP UP MELODIES”という、Toshlの高校の後輩の鈴木おさむさんのラジオ番組にゲストとして呼ばれて、クロストークした時のやり取りがこれ。

YOASOBIのボーカリスト、ikuraさんが龍玄とし(Toshl)に質問をしていた。?

TOKYOFM”JUMP UP MELODIES”より一部を引用(2020年9月11日放送)

ikura: 私もYOASOBIとして小説を音楽にするっていうテーマの中で物語とか主人公の心情を読み取ったり、インスパイアを受けてどんな風に歌っていくかっていうのを計画していくんですけども、そのToshlさんの「Mステの裏話」っていう記事のブログ(?に引用させていただきます。)を読ませて頂いて、

その時に『夜に駆ける』を歌うに当たって、“死”がテーマだからこそ“生”を表現したいっていう逆転の発想で意識して歌われてたんだなってことを知って
その後にYouTubeチャンネルのを観させて頂いて「わ、これ凄いな」「素晴らしいな」と思いまして・・。

龍玄とし:ありがとうございます。

ikura:そういう表現に至った、考えに至ったのは、どういう風にだったのかな?というか..

龍玄とし:そうですね。
小説も拝読させて頂いて、ikuraさんの歌も色んなバージョンを聴かせていただいて、また他の楽曲も拝聴したんですけれども

ikura:ありがとうございます。

龍玄とし:まぁ特にあの曲に関しては、

やっぱり僕なりに表現するとしたら、やっぱりこう..どうしたらいいのかな?と   思って、その時にやっぱり『それでも生きていく』っていう、
何かそういうメッセージをそこに込められたら良いなという風に思ったんですね。

なので、ホントに早口だけでも大変だったんですけども(笑)
やっぱりそのひとつ、ワンフレーズワンフレーズの言葉のこう..なんて言ったらいいんですかね、
その切り口の所に何かそういう想いをこう、刻み込んでいくみたいななんかそういう風にすることで、逆にこう滑舌が良くなるというか、何か歌詞に?こう、キレが出てきたので、そういった意味で、そこにこう“生”という、“生きる”という何か自分の中での何か、コンセプトを入れ込むことで、逆に歌も生きてきたなという感じがしました。

(中略)

鈴木おさむ:どうだったんですか?そのToshlさんの歌を聴いて。

Ikura:いや、ホントにあのー、その..何て言うんですかね・・私が歌う、私の良さもきっとあると思うんですけど何て言うんだろう..あの、熱..エネルギーが凄..
素晴らしくて、それはどこから、どういう考えになってその歌声になっているんだろうというのをその今までのToshlさんの楽曲も聴いたのとはまた違った良さが出てたので、、。
どういう風な考えになってるんだろうなって、すごい気になっていたので..
それが、あ、こういう逆転の発想から来てるんだな、っていうことで..はい。

?これが、8月4日の龍玄とし(Toshl)のアメーバブログ「初めての夜に駆ける Mステ裏話」より(https://ameblo.jp/toshl-official/entry-12615594739.htmlより引用させていただきます。)

初めての

夜に駆ける
リハーサルは
こんな感じ
オリジナルの
YOASOBI様の
夜に駆ける
本当に素晴らしい楽曲
それは、
小説をもとにした楽曲
その小説も拝読させて頂いた
衝撃的な内容だった
をテーマにしたものだった
その楽曲を
僕が歌わせて頂くとしたら‥
と考えた
がテーマの曲であるなら
そこから
を表現できないだろうか?
これが僕自身の歌唱テーマ
となった
そこから
マインドセット
様々な声色での表現などを
自分なりに模索する日々
なかなか難しい歌唱テーマだったが
自分なりに
表現するところまでは
やっと行き着けたような気がする
リハーサルのあと 少しホッとして
東京タワーを フッと見上げた
なぜか
どんよりと 霧がかった 雲の上の景色
はっきりと 想像できた
思いっきり
深く息を吸って
一気に息を吐き出した
脈打つ鼓動が聞こえた
そこには いつでも
真っ青な 清々しい青空が
どこまでも 広がっているんだ

そして放送された9月11日の夜、龍玄とし(Toshl)はアメブロで、このラジオ番組でのことを次のように綴っている。

2020年9月11日の龍玄としアメーバブログ「YOASOBI様Ayase様Ikura様 今の若いもんはやっぱりスゴイんです!」よりameblo.jp/toshl-official/entry-12624247415.html)

今日はTOKYO FM

「JUMP UP MELODIES」

鈴木おさむさんの番組に出演させて頂きました

 

鈴木おさむさんは放送作家としてはもちろん

脚本家、小説家、作詞家、映画監督、司会者等々

数々の顔を持つ

そして何をしても飛び抜けた超一流の才能を発揮する

スーパーマン

そして、僕が復帰し、新たな活動を始めた2014年以降

「金スマ」をはじめ

お声をかけて頂き、出演させて頂いた番組は

鈴木おさむさんが関係している番組がとても多かったのです

 

人情に厚く、楽しく明るいお人柄、そして超絶仕事人

そして、僕の高校の後輩でもありますが

大先輩な感じ、、

心から尊敬しています

 

そんな彼の番組への久しぶりの出演

今回、YOASOBI様とお話しをさせて頂きました

 

Mステ Toshl3択 で選ばれ

歌唱させて頂いた

「夜に駆ける」

 

そのご縁で、Twitter上ではメッセージをやりとりさせて頂いておりましたが

今回、初対面となりました

 

コンポーザーのAyase様

衒いのない男子

その奥に秘めた、蠢くような天才的才能

もちろん、とんでもない努力があって

あのとんでもないすごい楽曲たちが生まれるのだろうけれど

 

新しい時代 新しい感覚 新しい音楽 新しい才能 新しい挑戦

僕らの世代は 新人類 などと呼ばれたことがありますが

僕から見たら まさに 超新人類 な感じ

 

小説から 音楽を描く

そのコンセプトから生まれる

美しくも激しく 大胆かつ繊細な

メロディー 歌詞 アレンジ 世界観

 

ぶっ飛び過ぎていながら

ちゃんと心の琴線に触れてくれる

本当にすごいコンポーザー

Ayase様

 

そして、その世界観を

見事に歌い上げてしまう

衒いのない女子

ikura様

 

Ayase様が次々と放つ超無理難題!?の楽曲を

何事もなかったかのように

飄々と切々と歌い上げ

そこに込められた想いを

聴いている者の深き部分に

届けてくれる

 

実際に歌わせて頂いて初めて、彼女の驚愕の凄さが身に染みて感じられる

 

もちろんすごい才能なのだけれど

立ち向かうための努力もすごいのだと思います

まさにスーパーコンビネーションなお二人

 

これからのますますの新たなる境地の開拓

楽しみに致しております

 

こんな計り知れないほどの才能に満ちた

衒いのない

純朴な若者に出会えて

本当に嬉しかった

 

とんでもない刺激を頂き

ますますチャレンジしてやるゼ!という

LOVE注入ラブラブ

真顔

もとい

エネルギーを注入頂きました

心から感謝申し上げます

 

そして、そんな出会いを

また陰ながら演出してくださった

鈴木おさむ様

 

やっぱり偉大なる後輩なのです

心から感謝申し上げます

 

そんな 素敵な人たち との出会いに

心から感謝なのです

 

YOASOBI様の楽曲の 原作小説と関連作品をまとめた書籍『夜に駆ける YOASOBI小説集』(双葉社)が9月18日に発売されるそうです。?このインスタに写っている『夜に駆ける YOASOBI小説集』はまだ発売前のものです。

YOASOBIの2人がリモートでテレビ番組に出演した時のインタビュー

TBSの番組にYOASOBIの2人が出演し、アナウンサーの方がいろいろと質問したので、謎のベールに包まれたYOASOBIの2人の事が少しずつわかってきた。

YOASOBIの謎のコンポーザーであるAyaseは26歳で音楽を幼い時からやってきたそう。

Ayaseさんがずっと憧れてきたアーティストは、EXILEだという。そして今、Ayaseがハマってる音楽は、KPOPで、特に「BLACK PINK」が好きだという。

ボーカロイドのシーンが閉鎖的な世界であるところもあるため、YOASOBIとしては、J-POPやK-POPや洋楽ファンともつながって、取り込んでいきたいとAyaseが考えているということ。

?BLACK PINK「HOW YOU LIKE THAT?」

(出典:YouTube)

ボカロ P(ボカロプロデューサー)として活躍し、もともと人気のあったAyaseには10代の中高生のファンが多く、その影響もあって10代の中高生中心に多く利用されている中国製動画SNSの「TikTok」を起点にして人気が急速に広がっていった。

ストリーミング型の音楽配信サービスで10代のファンをどんどん取り込み、今年2020年の1月には音楽配信「Spotify」の日本バイラルチャートで1位を獲得。

そして、ボーカリストのikuraが中学時代からシンガソングライターとして一人でずっとやってきているらしい。ikuraは、なんと今、大学2年生で19歳。中学時代の頃からテイラースウィフトの楽曲をずっと好きで聴いているそうだ。

昨年の11月にインスタグラムでAyasegaがシンガソングライターとして活躍していたikuraに声をかけて、2人で一緒にユニットをやることになったらしい。声をかけられた際、ikuraは、最初にAyase作詞作曲したボーカロイド曲「ラストリゾート」を聴かせてもらい、一緒にやっていくことを決めたという。

?ラストリゾート

2019年4月に公開した楽曲「ラストリゾート」。YouTubeであっという間に再生回数が500万回を超え、ボーカロイド曲のセルフカバーも評価が高い。これは、Ayase自身がセルフカバーしたもの。

(出典:YouTube)

?初音ミクが歌ってるバージョンの「ラストリゾート」。こちらも再生回数がものすごい数になっている。

(出典:YouTube)

Ayaseとikuraの2人がYOASOBIを結成したのは2019年の11月だという。そして、YOASOBI第一弾の楽曲「夜に駆ける」をリリースしたのは、2019年12月。

まだわずか半年たらずのうちにここまでの人気ユニットになったということだ。

大きな反響を呼んだのは、今年20年5月の自粛期間中にアーティストが一発録りでパフォーマンスをする「THE FIRST TAKE」のコンテンツ「THE HOME TAKE」に動画をアップしたことだった。(?に動画を載せてあります)

(出典:YouTube)

飄々として何事もない感じに歌う、凄い女性ボーカリストikuraが裏では小説を何度も何度も噛み締めながらしっかりと読みこんで、主人公になり切って歌えるように努力をしていることがこのインタビューからうかがえる。

そしてikuraによると、「夜に駆ける」を上手く歌うコツは、「リズムを取りながらテンポ良く歌うこと」そして次に「力を入れすぎずに歌うこと」らしい。

どんなに何気なく涼し気な顔で歌っているボーカリストでも陰で必死に努力してやっているのだと思った。

?自宅での自粛生活を送っていた今年20年5月に”STAY HOME”を呼びかけて、多くの人を励ます目的で、ボーカリストikuraが録ってアップした”THE HOME TAKE”の「夜に駆ける」。

公開からわずか1ヶ月で、再生回数が1300万回を超えた。この”THE HOME TAKE”の「夜に駆ける」の動画の公開以降、ファンの数が桁違いに伸びて言ったらしい。

(出典:YouTube)

?YOASOBI「ハルジオン」

(出典:YouTube)

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