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hideの歌からのメッセージ
hideの曲は、歌詞が奥行きが深くて面白い。面白いだけでなく、歌詞全体を見てみると”韻”を踏んでいたり、ぐっと心に響いてくるメッセージがあったり、言葉に深い意味があったりして味わい深い曲ばかり。よくこれだけ奥行きのある歌詞をhideは書けるものだなぁと思う。さらに馴染みやすいメロディーなので、何度聴いても全く重い感じがしない。本当にhideは曲作りの天才だなと思う。
hideの曲を聴いて今でもかなり多くの人が励まされたり、勇気づけられたりしていると思う。特に、挫折を味わった後、落ち込んでいる時にはものすごく心に響いてくるし、元気を与えてもらえる。私も時々落ち込むことがあるので、そのたびにhideの曲を聴く。hideの曲の中でも、特に元気になりたい時によく聴いている曲の歌詞のいくつかを今回分析してみたい。全て好きな曲なので、何十回も何百回も聴いても全く飽きない。
それどころか、聴けば聴くほどhideの曲が発しているパワーを感じることができるので、どんどん元気でハッピーな気分になってくる。それがhideの曲なんだと思う。
hideのメッセージの謎を解いていくように分析していくと、曲を聴く時にhideが何を想いながら作ったのかが少しずつ見えてきて、もっと曲の奥深さを知ることができるだろう。それができたら、面白いし、もっと曲の素晴らしさを味わえるので、聴くのが楽しくなるだろう。もちろんあくまでもひとそれぞれの曲の解釈は違ってくるし、むしろ人それぞれ違っていいんだと思う。それぞれが違う見方をすることができることで、もっともっと曲がバリエーションに富んで、さらに空想が膨らんでいくという良さがある。
HURRY GO ROUND
「HURRY GO ROUND」は、hideの亡くなる前に作った最後の曲であるためhideの大切なメッセージが隠されていると考えられる。hideの生きた証である大切な曲だ。 hideのお墓には「HURRY GO ROUND」の歌詞が刻まれている。この歌の意味の解釈には次の3つがある。
(以下、参考URL:V-ROCKマニア https://vrock-mania.com)

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hideは洋楽に大きく影響を受けているので、洋楽の歌詞の中で「韻」を踏むことが多い。hideは日本語の歌詞で歌を創ることが好きなので、hideの楽曲のほとんどが日本語の歌詞だが洋楽の歌詞のように韻を踏んだのだろう。
「HURRY GO ROUND」 作詞・作曲 hide
狂い咲く季節が 止めど無く溢れる
また いつかと同じ 繰り返す戯れ蔦の葉密やかに 根を広げた頃に
目に映る景色は音も無く過ぎ去る何処か 彼方を目指し過ぎた記憶 足蹴に
悲しい訳じゃなくでも 嬉しくもない束の間に意味など 知り得る術も無く
ただ 鮮やかさだけ 昨日に駆け抜けたまるで 回るMerry-go-round
痛み忘れ巡り行く
まだ たどり着く場所
見当たらず進む蔦は絡まり 身は朽ち果てて
思い出の欠片 土に帰り
また 花となるでしょう
Like a merry-go-round & round
また春に会いましょうあの日見えなかった 愛でるべき花たち
今 日だまりの中 首かしげ
それでもやさしく 微笑んでいるまわる まわる
こま切れの記憶の奥で 瞬く
涙も雨も 砂に呑み込まれて急ぎ 廻れ 砕けても
果敢無く散るが故にも
今を待たずに
まわれ Hurry merry-go-round
生き溺れても
また 春に会いましょう 春に会いましょう 春に会いましょう
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人の一生を、蔦という植物に例えて擬人化し、「蔦が葉を根を広げて、朽ち果てて行くまで」と歌の中で表現している。これは、hideが歌詞の中でよく使う技法だ。特に、「花」がたびたび出てくる。「蔦の葉密やかに根を広げた頃に」とは「人が静かに充実した人生を送っているうちに」ということだろうか。「人生は、植物が季節の中で花を咲かせたり根を広げていくように、静かに充実した時間を過ごしているうちにあっという間に過ぎ去っていくよ」とhideは言ってるのか?

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「砕けても果敢無く散るが故にも」「生き溺れても また 春に会いましょう」と、「砕ける」「散る」「生き溺れる」といった挫折を意味する言葉を使っているが、これは「もし溺れそうになったとしても、今を前向きに生きて、また再生の季節である春に会いましょう!それまでお互いに頑張って生きましょう!」と、hideは愛するファンに前向きなメッセージを伝えたいのだろう。
歌全体で、hideは「人生には、溺れそうになったりといろんな挫折があるけど、それを乗り越えて前に進んで、また生まれ変わることのできるから、春に会おう!」って激励のメッセージをおくっているのだ。そう思うと、すごく歌が感情に入ってくるし心と魂に響く前向きな歌だなぁと感じる。
生き溺れても
また 春に会いましょう
春に会いましょう
春に会いましょう
3回も「春に会いましょう」を繰り返しているのは、「必ず、春という再生できる季節がまためぐってくるから、またその時に会いましょう!」と、元気に再び出会うことを約束して前に進んでいこうよ、と何度も繰り返しエールをおくっているのだろうか?心をこめてファンや自分自身を励ましている歌詞だ。hideらしくて前向きで、ものすごい愛を感じられる曲だ。
★「また春に会いましょう~hideの還ってくる季節」も読んでね☛春に会いましょう~hideが還ってくる季節~
DICE
「DICE」 作詞・作曲 hide
君の思い通りの花を咲かせよう むしり取られ枯れる前に
いつしか つぼみは 花となり 君に昨日を吐き出し 話すだろう
その腕の中 持てぬ夢抱えて 視界ゼロの旅に出よう
見るものすべてが変わり果てたならば 花を抱いて眠ればいい
君の中 乾いた花に水をやろう もしもその身果てぬなら
咲き乱れるのか 朽ち果ててるのか
2つに1つのダイス!!
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「君の思い通りの花を咲かせよう むしり取られ枯れる前に」
「その腕の中 持てぬ夢抱えて 視界ゼロの旅に出よう」
👇「花が枯れてしまう前に、人生が終わってしまう前にたとえ視界ゼロで前が全く見えなくても一歩前に踏み出して、夢をたくさん腕に抱えて飛び出そう!」という意味なのか?
「君の中 乾いた花に水をやろう もしもその身果てぬなら 咲き乱れるのか 朽ち果ててるのか 2つに1つのダイス」
自分の中の乾いている部分は、「心」「魂」を指していると思う。「自分の乾いた心に水をやり、命が続いていくのならば自分自身の花を咲かせて思い通りに生きていくのか、惰性で運命の奴隷のように生きていくのか、2つに1つだよ!」ということか?

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hideは、次の「ROCKET DIVE」の歌詞でも、さらに前向きな言葉で同じようなメッセージをファンに伝えてくれている。
ROCKET DIVE
「ROCKET DIVE」 作詞・作曲 hide
だいたいおんなじ毎日 そいでまあまあそれなりOK だけど何となく空見あげちゃうんでしょ?
完全夢想のBOYS&GIRLS 気持ち見抜かれちゃうから笑う だけど本気なんじゃない そんなもんじゃない
OH何年待ってみても何も降って来やしないんだろう
君の胸のミサイル抱えて行こう!!
SPEED FREAKS BABY ROCKET DIVE!! 君のイビツなロケット 高速の旅は 一瞬のスパーク
ダカラ SPEED FREAKS BABY ROCKET DIVE!! 黙っていても日は昇る
待っているだけの昨日にアディオース!!
例えば旅の途中 君のエンジン空周りで 何となく虚しくなるでしょ?
何にも無いってことそれは何でも有りってこと 君の行きたい場所へどこでも行ける
OHそびえるロケット さびつく前に発射さ 何度でも打ち上げよう
READY? 3・2・1 GO!!!
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SPEED FREAKS BABY ROCKET DIVE!! さび付く前に乗りたい!
飛び出せば君は完璧なロケット
オイデ SPACE AGE BABY ROCKET DIVE!! 見えない場所へバンジージャンプ
新しい星が瞬く宇宙へ SAIL WAY!!
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何年待ってみても 僕ら宇宙の暇人だろう 君と胸のミサイル抱えて飛ぼう!!!
SPEED FREAKS BABY ROCKET DIVE!! 見えない場所へ飛びたい
高速の君が一瞬のスパーク
オイデ SPEED FREAKS BABY ROCKET DIVE!! 翼広げて君がFLY
待っているだけの昨日にアディオース!!
OH新しい星が瞬く宇宙へ SAIL WAY
NASA-Imagery / Pixabay
hideが「君の胸のミサイル抱えて飛ぼう」から「君と胸のミサイル抱えて飛ぼう!!」と歌詞を変えて、「俺と一緒に飛ぼう!!」と言ってくれている。この歌を聴いていると、心からhideがみんなで一緒に飛びたいと思ってくれている気持ちがあふれているような気がする。歌っているhideを見ていて、気持ちがひしひしと伝わってくる。
この「ROCKET DIVE」を聴いて自分の夢を見つけて飛び立ったという人もいると思う。
👇次の映像はNHKのポップジャム。
hideの「おはようございます!」とhideの元気な挨拶から始まる( ´艸`) 「君の胸のミサイル」「君のいびつなロケット」の時のhideのフリにご注目!!
(出典:YouTube)
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