photo credit: ChairWomanMay XJapan_MSG_10112014_320 via photopin (license)
ⅩJapanのメンバーがⅩJapanとは自分にとって何かを語った時
?3:35~「皆さんにとってⅩJapanとは何ですか?」という質問に答えるⅩJapanのメンバー達。2014年のマディソンスクエアガーデンでのライブ前のインタビュー映像だ。
Yoshiki「家族であり、人生そのもの。ⅩJapanのメンバーだけでなく、ファンも含めてファンとともに作り上げてこれたもの」
Toshi 「ⅩJapanメンバーで作り上げたものでもあるんですけど、ファンやいろんな意味での力と混ざり合って合わさりあってパワーを発揮してここまで続けてこられた。いろんな人のおかげだなとつくづく思います。」
SUGIZO「ファミリー。そして修行の場。自分はまだ見習い中。なぜなら自分には、すごいプレッシャーがあると大きな責任がある。それは偉大な兄貴であるHIDEの役割を引き継ぐための大きなプレッシャーと責任。それを自分は世界中のⅩJapanのファンのために(HIDEの役割を)する大きな責任がある。」
HEATH「良い意味で人生を狂わされたバンド。これから活動していくにあたってまだまだ狂わせていただきたいです。」
PATA 「Xって今だに何だかわかってないです。たぶん死ぬまでわかんない。死んでもわかんないと思う。」
(出典:YouTube)
私はこのインタビューを見て、SUGIZOの言葉に心を打たれた。
いろんな意味でSUGIZOがHIDEのポジションを引き継いでやってくれているからこそ、復活後にⅩJapanが世界で活躍できた。そして同じことがHEATHにも言えるのではないか?
Ⅹ Japanの解散直後にTOSHIが言っていたこと
?ⅩJapan解散を決めた後のTOSHIがインタビューに答えている。
1:10~「(XJAPANの楽曲が)YOSHIKI の手にかかると、もう僕から離れてる。」(←そして、それ(YOSHIKI の手掛けた音楽)をすごいと、この時はTOSHIが良い意味で言っている。)しかし・・・
1:49~「自分勝手な話だけど、(今まで人生を)人に預けてしまってた。。人生を人に預けてきちゃったな。そろそろ自分で立って、自分の人生を歩いてみようかな・・・」
(出典:YouTube)
ここで、解散前からToshiがⅩJapanから離れていってしまった理由が語られている。この言葉は、今のTOSHIの心境とダブっているように私には感じられる。なぜなら2017年にリリースされたSUGIZOのアルバムの中でToshlがボーカルとして参加して歌ってた「PHOENIX」という曲があるが、その中で「自分の人生は、自分のもの。鳥かごを捨て、自由に羽ばたいていきたい!」というToshlの強い気持ちがあふれ出ているからだ。
ⅩJapanの中で活動している限り、どうしてもYOSHIKI に全てを預けることになってしまうから。おそらく、このことにYoshikiも気づいているはず。
?YoshikiとTOSHIの関係はインディーズ時代からずっとこのまま。
「2人の関係は両極端!!」つまり、すごく仲が良いか、すごく悪いかの両極端ということか。

YOSHIKIは、「RED SWAN」のシングルCDをリリースする時に名義をはじめは「XJapan feat.HYDE」にしてたが、ファンやメディアからの物凄い反響があったこともあって、その後に慌てて「YOSHIKI feat.HYDE」に変えた。
YOSHIKIはXJapanのプロデューサーだから、ボーカルを誰にするかも含めⅩJapanの全ての権限を自分が握っていると思っているのだろう。だから、シングルCDをリリースする時の名義を「XJapan feat.HYDE」にしたことでそこまでの大騒ぎになるとは思わなかったのだろうか。
YOSHIKIはとても魅力的だし、音楽の卓越した才能だけでなく、プロデューサーとしての才能や商才も持ち合わせている凄い人間だが、もう少しToshlの気持ちを考えなければいけないと思う。Toshlは、YOSHIKIとともにⅩJapanを立ち上げた一番近い関係のパートナーだ。この2人の関係にⅩJapanの他のメンバー達は左右されるのだ。
Yoshikiとの出会いについて答えるⅩJapanのメンバー達
1:00~TOSHIへのインタビュー。TOSHIが”ⅩJapanでどんな夢をみようとしたか”の質問に答えている。YOSHIKI と出会ってから、初めてYOSHIKI と一緒に学校でバンド活動を始めた頃からの事を話している。
3:34~HIDEへのインタビュー。「音楽を辞めようと思っていたが、一人の人間(Yoshiki)の可能性に賭けてみようかと思った。Yoshikiと一緒にXをやったら面白いと思って・・」
4:34~PATAへのインタビュー。PATAと初めて会った時も今と同じドラムの叩き方していたと楽しそうにYoshikiのことを話すPATA。 「こいつ(YOSHIKI )、すげえや。一緒にやりたいてぇっていうのはあったね(笑)」・・・・・本当にPATAは昔から変わらない( ´∀` )
(出典:YouTube)
他のインディーズバンドですでに活躍していたヒデとタイジもYoshikiに惹かれてⅩJapanのメンバーになった。この2人がⅩJapanのメンバーになったことがⅩJapanに大きく影響した。
「(Xに加入したのは)やっぱりYOSHIKIと会った時の直感だったね。なんだかわかんないけどさ、なんか、ずっと一緒にいたいヤツだな、みたいな(照笑)。それはあったな。超能力みたいなものかもしれないよね。人間て、そういうのあるじゃん。」 – TAIJI
「俺はYOSHIKIがXだと思ってるから。YOSHIKIとは曲の思考にしても曲の作り方にしてもこだわる部分にしても全然違うところが多いんだけど、それでもやっぱり一緒に遊びてぇなって思うからね。」 – HIDE
YoshikiのⅩJapanメンバーに対しての思い
?楽天のイベント”Rakuten YOSHIKI Night”でⅩJapanのメンバーたちへの思いを語るYoshiki。
10:14~「MIRACLE」の圧巻の演奏の後、TOSHIとの出会いの奇跡をはじめとしてHIDE、Taiji、PATAそして、HEATH、SUGIZOとの出会い、ファンへの思いを訴えかけるかのように強い感情をこめて声をつまらせながら語っていた。
(出典:YouTube)
YOSHIKI は、自分にとって大切な人を失ってからはじめて仲間の大切さに気がついたと話していた。この話を聞いていて、YOSHIKI は自分に足りないものをわかっているのではないかと思った。それをよくわかっていながら、どうしてもそこは変えることができないという自分自身もちゃんと理解しているのではないだろうか。

YOSHIKI「メンバーチェンジの原因?俺がワガママだったからなんじゃないのかな」
HIDE「今のメンバーは、みんなワガママだから、大丈夫なんだ(笑)」
YOSHIKI「俺のワガママと対等にはりあえるヤツに、やっと会えた」
やっぱりいいメンバーを組むんだったら自分も魅力的になんなきゃいけないっていうか、自分を磨かなきゃいいメンバーは集まらない。 – YOSHIKI
結局、俺はYOSHIKIの器に魅かれてXに入った部分があるの。 – HIDE

Yoshiki at the Grammy Museum
photo credit: jus10h Yoshiki 2/19/2014 #18 via photopin (license)
We are X !!We are X !!We are X !!
コメント