今のYoshikiが求めているもの

Xjapan
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(画像引用元:Yoshiki Official)

ドリフェス2019でYoshikiはソロで大トリ。HYDEの代わりに清春を「Red  Swan」のボーカルに指名。

10月14日にテレビ朝日開局60周年を記念して開催されたテレビ朝日ドリームフェスティバル(ドリフェス)2019の最終日でYoshikiがヘッドライナーとして大トリをつとめた。

下にセットリストがあるが、Yoshikiはドラムソロの後に「KISS THE SKY」を一番だけ歌ったそうだ。Yoshikiがボーカルをやるなんて、誰も思わなかっただろう。しかもソプラノ歌手のような高い綺麗な声で歌っていたよう。

かなり練習したんだろうな。もともとYoshikiは歌がうまくなかったから。

Yoshikiのステージは約2時間で、ずっとピアノの演奏だった。だからロックを求めてきたエネルギッシュな観客たちはラストを飾った「無敵バンド」によるXは、最高の盛り上がりだっただろう。

?テレビ朝日ドリームフェスティバル2019のフィナーレを飾った無敵バンドの演奏

(画像引用元:spice.eplus.jp)

「無敵の夜~RETURNS」ってことで、エクスタシーサミットの時を思い出しながらギターを持って走っていたのかな。「これからもみんなでがんばっていくぜ!!We are X!!愛してるぜ!」とYoshikiが最後に叫んでたらしい。


photo credit: Serwan Melk Yoshiki via photopin (license)

【関連】「Yoshikiが再現したいエクスタシーサミットの無敵バンド」Yoshikiが再現したいエクスタシーサミットの打ち上げ ~無敵の夜RETURNS~

?Yoshikiはドリフェスへの意気込みを語った後、昨年のXJapanの無観客ライブについても話していた。

(出典:YouTube)

Yoshiki at the Grammy Museum

ドリフェス2019
YOSHIKI セットリスト

HERO
HURRY GO ROUND
Swan Lake  feat.清春
Red Rhapsody
Miracle
Without you

ドラムソロ
Kiss The Sky
on viorin SUGIZO
on vocal YOSHIKI⇒一番だけを歌った。
ART OF LIFE
ENDLESS RAIN
with 無敵バンド

※無敵バンドメンバー LUNA SEA(Ryuichi <vo>、SUGIZO<G> 、真矢<D>)& GLAY(TERU<vo>、HISASHI<G>、JIRO<B>、TAKURO<G>)&金爆(鬼龍院翔<vo>)& 清春<vo> & 他のVJSメンバー

(情報引用元:https://twitter.com/x_mocojapan)

?2019年8月のYoshikiのPREMIUM DINNER SHOWで演奏された「Red  Rhapsody」
この時、この曲を歌った女性シンガーはケイティー。ドリフェスの時も出演し、Yoshikiが彼女を観客に紹介していた。

(出典:YouTube)

?「Kiss the Sky」

2015年のロンドンでの公演の際にも、Yoshikiは「レコーディングのために観客の声がまだ足りないため、みんなの声が必要だから」と言って録音した。

この時、Yoshikiは冒頭で「レコーディングは90%終わっている」と言っていたらしい。今思えば、このまま3年以上もレコーディングが止まっているような状態だったのだ。

3:00~歌に入ると、Toshlの美しい声が響き渡る。この曲をToshlが歌っているのを聴くと、改めてToshlの歌唱力の素晴らしさを感じずにはいられない。

(出典:YouTube)

今年のドリフェス2019も昨年のルナフェスの時と同じく、XJapanとしてではなく、Yoshikiがソロで出演した。今年に入ってからは、まだ一度もXJapanとしての活動をしていない。しかも、今年はXJapanがメジャーデビューしてから30年目の年なのだけど。XJapanのファンとしては待ち望んていた期待が外れてしまったのが残念だ。

今回のドリフェスでは、Yoshikiは「Red  Swan」のボーカルとして清春を指名した。

本来ならHYDEが「Red  Swan」のボーカルをつとめるのだが、北米ツアーに行っていて出演できないため、YoshikiがHYDEの代役としてHYDEと親交のある清春に急遽(一週間前に)この曲のボーカルをやってほしいと出演を依頼し、一夜限りの超豪華なライブパフォーマンスが披露された。

Yoshikiのステージだけでなんと2時間もやったらしい。かなりの盛り上がりだっただろう。ドリフェスに行かれた人は、夢のような一夜限りの共演をかなり楽しむことができたようだ。 Yoshiki、清春、GLAY、LUNASEA、ゴールデンボンバー、THE SCANDAL…etc.が一緒に観れたなんて、なんて豪華な一夜だったんだろう。行きたかった~!!

YOSHIKI『テレビ朝日ドリームフェスティバル2019』

(画像引用元:spice.eplus.jp)

YOSHIKI『テレビ朝日ドリームフェスティバル2019』

(画像引用元:spice.eplus.jp)

?画像引用元:清春のTwitterより

ここ最近、この2人の2ショットがよく見られるようになった。

Yoshikiと清春に共通するもの

Yoshikiと清春は、9月にニコ生放送で対談を行ったばかりだ。1年前にも2人は対談している。Yoshikiは、清春とニコ生放送での対談の時に「紅」をピアノの演奏し、清春がボーカルをつとめた。

私は、このことを知った時にずいぶん昔のことを思い出した。

清春がインディーズで黒夢でボーカリストをやってた頃、Yoshikiが経営していたインディーズレーベル「エクスタシーレコード」からアルバムリリースの誘いを受けていた。しかし、全く同じ時期にソニーと東芝からも誘いを受けていたため黒夢は東芝からメジャーデビューした。そういういきさつがあったことからして、この2人には元々結びつく縁があったのだ。もともとYoshikiは、清春の実力を見抜いていたのだろう。

左)YOSHIKI 右)清春

(画像引用元:barks.jp)

清春は今まで基本的に歌詞を覚えようとしたことがなかったそうだが、Yoshikiと共演して「紅」を歌うことになって初めて歌詞を覚えたらしい。

あまりにも清春らしさを盛り込みまくっている「紅」を聴くと、完全に”紅~清春バージョン~”になってしまってて、もはやXJapanの「紅」ではなくなっていると感じないではいられない。そのため、サイト管理人としては清春が歌う「紅」には違和感を感じる。

でも、これはこれで清春テイストの効いた独特の歌い方で味があって良いのかもしれない。だけど、やはり「紅」はToshlのボーカルでないとしっくりこないと私は思ってしまう。

昨年のルナフェスの時に「紅」をRyuichiが歌ってくれたが、類まれな美声を持つRyuichiが歌ってるのを聴いた時でも違和感を感じた。

「やっぱりToshlの声がいい!!絶対にToshlしかXJapanのボーカルをできるボーカリストはいない。」と、これを聴いて多くのXJapanファンの人は思うのでは?  皆さんはどうですか?

Yoshikiは、清春が歌った「紅」を「ほんとに凄かった。」と絶賛していたようだが・・・確かに凄いです( ´∀` )

関連画像

サイト管理人はYoshikiと清春には共通する部分があると感じてる。

まず1つ目は、2人とも音楽センスが抜群なこと。

そして2つ目は、カリスマ性があってセルフプロデュースする能力が天才的に優れていること。

そして3つ目は、2人ともバンドの中でメンバー達と同じ目線で意見を出しあいながらバンド活動をしていくタイプではなく、ワンマンなタイプだ。カリスマ性のあるミュージシャンは、ほとんどがワンマンだから、それはしかたないだろう。そして、そういう部分はHYDEにも共通している。

清春は1991年に黒夢を結成して、1994年にメジャーデビュー。すぐにベースの清春と人時以外のメンバーは黒夢を脱退してしまい、たった2人のバンドメンバーである清春と人時の2人の関係がこじれてしまったため、10年の間、黒夢の活動を停止していた。

?黒夢の大ヒット曲「少年」

https://youtu.be/HnHr_44whBE

(出典:YouTube)

そして、黒夢の休止後、清春は「SADS」を組んで新たにバンド活動をするが、「SADS」でもバンドメンバーが途中で脱退してしまい、5年くらいで活動が停止してしまった。

カリスマミュージシャンがバンドで人間関係をうまくやっていくのは、すごく難しいのだろう。

?清春は、黒夢の活動休止中に組んだバンド「SADS」でリリースした「忘却の空」を大ヒットさせた。

(出典:YouTube)

清春の完璧主義で気性が激しいところもYoshikiと共通してる( ´∀` )

(出典:YouTube)

2009年1月29日に黒夢は1日だけ復活して武道館ライブを行うが、そのライブをもって黒夢は解散すると言っていた。

しかし、ちょうど一年後の2010年1月に、清春は再び黒夢の活動を再開を発表。

?2012年1月13日に黒夢は同日に武道館ライブを終え、そのまま代官山に向かい、真夜中にライブを行った。

かなりエネルギッシュで突飛なアイデアを出す清春。人時は、こういう清春の突然のアイデアに「えー!!」って思う部分と「自分にはこんなアイデアではないから、すごい」とリスペクトする気持ちと両方あるらしい。

(出典:YouTube)

その後しばらくは、人時と良い関係を保って黒夢の活動をしていたが、2016年にステージの演出に資金をかけすぎてしまったために多額の借金を背負うことになってしまった。そして借金返済のために「黒夢」というバンド名をインターネットで競売にかけることになってしまったらしい。でも、その後また「黒夢」の商標がCDリリース等で使えないと困るため、買い戻したようだ。

?黒夢のベースの人時が黒夢の復活と清春との関係について話している動画。

人時は、以前にToshlとタッグを組んでライブに出た。今も時々Toshlとタッグを組んで一緒にやっている。

(出典:YouTube)

清春は、ニコ生で「バビロンチャンネル」という自分のチャンネルを持っている。

?GLAYのHISASHIがバビロンチャンネルにゲストとして出演した時の動画

この時、清春はHISASHIと話したのは初めてだったというが、そう思えないほど打ち解けて話している。清春は結構トークが上手くて馴染みやすいタイプの人間だと思う。彼の話は発想が飛んでいるので、聴いていて面白い。この動画でGLAYと黒夢のデビュー当時の話をしてGLAYとXJapanの関係についても少し触れている。

(出典:YouTube)

”戦友”HYDEと清春、2人のカリスマボーカリストと組むYoshiki

HYDEと清春は、時々共演してる。

同じ年にラルクアンシエルと黒夢がメジャーデビューしており(1994年)、同じ世代のボーカリスト。互いに20年以上の戦友だということで二人は親交が深い。

HYDEがラルクアンシエルの活動と別にK.A.Zと2人で組んでいるユニット、「VAMPS」のライブにも清春をゲストとして呼んだ。

?2015年、VAMPSのライブでHYDEと清春が共演した。

2人ともオシャレでカリスマ性があり、すごく華があってカッコイイ。

(出典:YouTube)

なぜ、Yoshikiはソロ出演を続けるのか?

なぜYoshikiは、最近ソロ活動をしてるのか?

まず1つ目に考えられる理由は、フェスということであまりギャラが高くないためにXJapanで出演した場合には一人一人のギャラの取り分がさらに少なくなってしまうためか。

2つ目の理由としては、XJapanはメンバーそれぞれが個人事務所に所属しているために、XJapanとして活動をするためにYoshikiが指揮する音楽事務所がメンバーそれぞれの所属事務所とやり取りをしなければならないからだろう。しかもToshlとXJapanとの契約が昨年から切れたままなので、出演するイベントごとに契約を結ばなければならない。

3つ目の理由しては、あまり触れたくないが、やはりToshlとYoshikiの関係がギクシャクしてることだろうか。

昨年のルナフェス以来、Yoshikiはフェスなどのイベントにソロ出演し、XJapanの楽曲を演奏する時にはToshlとは違うタイプのボーカリストに歌わせて曲のオリジナルのイメージを変えようとしているように見える。それはいろいろと試してみたいから? Yoshikiの遊び心からか?

YoshikiとしてはXJapanとは別にソロ活動したいというのがホンネなのだろう。それについてはToshlも同じように考えているのだろう。でも、それならば、今回、Yoshikiがソロで出演したドリフェスのフィナーレで「We are X!!」と叫んでいたのは、おかしいと思うんだけど。

Yoshikiがボーカリストに求めるもの

最近のYoshikiはXJapanのボーカルToshlとは雰囲気も声質も歌唱法も全く違ったタイプのボーカリストを求めているようだ。

自分の音楽に新たなスパイスを加えたいのか?Yoshiki自身が刺激を求めているからだろうか?

最近の流行として、Toshlの高いハスキーボイスよりもHYDEのような少し低めの声質が好まれているという風潮があるのを意識してのことなのか? 以前、知恵袋にそんな書き込みがしてあるのを見たことがあるが、確かにそういうことも1つの理由ではあるのかもしれない。

いつも刺激を求めてるタイプのYoshikiにとって、最近のXJapanに対しマンネリを感じているのか?

音楽家として、Yoshikiにいろいろと試したい、チャレンジしたいという気持ちがあるのかもしれない。Toshlの気持ちやXJapanのメンバーや私も含めたXJapanファンの気持ちを考えると複雑だが。。

(画像引用元:Yoshiki Official)

それとも、Yoshikiは自分の意向が伝わりやすい相手にボーカリストをやってもらいたいのか?

HYDEも清春もYoshikiにとって後輩なので、Yoshikiのやりたいことを自由にやるためには都合がいい部分もある。HYDEも清春も、年齢的にはYoshikiやToshlとそれほど違いがないのだが、2人ともXJapanと路線と全く違う個性と音楽性なので、XJapanというよりも今のYoshikiに新しい風を吹き込んでくれるのに良いスパイスと思っているのかもしれない。

それなら、今後XJapanはどうするのか?「We are X!!」とドリフェスのステージでも叫んでいるYoshikiがソロで出演しているのはやっぱり不自然だ。

YoshikiとToshl、そしてXJapanのメンバー、ファン達と創り上げてきた大切なバンドなのだから、もっと大切にしてほしい。

?10月16日13時~Yoshikiはマクドナルドとタイアップして新宿で会見を行なった。

10月23日からYoshikiの考えた照り焼きチキンバーガーのメニューが期間限定発売されるらしい。Yoshikiは、照り焼きバーガーが好きらしいと司会の人が言っていた。

(出典:YouTube)

昔、XJapanがHIDEがダウンタウンの音楽番組「ミュージックチャンプ」に出た時にYoshikiがモーニングでやってたハンバーガー(ベーコンエッグバーガー)を初めて食べて、「うわ~~!!美味し~い!!?」って大声を出したのをYoshikiのモノマネしながら話していた。( ´∀` ) HIDEがするYoshikiのモノマネが面白かった。

サイト管理人はYoshikiの天然なキャラが好きだし、Yoshikiの音楽家としての素晴らしさを日々感じずにはいられないので、いろいろなことに寄り道や浮気をしないで早くYoshikiのいるべき場所であるXJapanに戻ってきてほしい。Toshlもソロ活動が気楽で楽しいのだろうけど、ソロ活動ばかりやってないで、必ずXJapanに戻ってきてね!

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